12/2 知事、民主主義問う 「米施政権下と変わらず」 辺野古代執行訴訟第1回弁論
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-181959.html
知事「県民の心伝えた」 国民の論議訴える
http://ryukyushimpo.jp/movie/entry-181960.html
<社説>知事の意見陳述 基地めぐる虚構暴いた 司法は理非曲直見据えよ 2015年12月3日
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-181961.html
12/2 歴史研究者4氏声明全文 「沖縄・日本の公正な戦後史認識を」
「戦後沖縄・歴史認識アピール 沖縄と日本の戦後史をめぐる菅義偉官房長官の発言に抗議し、公正な歴史認識をともにつくることを呼びかける声明/鹿野正直、戸邊秀明、冨山一郎、森 宣雄(2015年11月24日)」の全文が琉球新報12/2、12/3、12/4の3回に分けて掲載された。
Change.orgにも掲載(上記短縮アドレス)
12/2 辺野古「仮設道路付替え」257㍍ 防衛局、県に申請なく作業開始か
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-181343.html
防衛局、違法工事を強行! ---公有水面埋立法、赤土等流出防止条例違反と文化財保護法上の問題 (「仮設道路付替え」を詳しく解説したブログ)
http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/f07a7bc30346bd0e27a4cbaeda4277e5
12/3 代執行訴訟 知事「県の考え正当」 抗告訴訟の提起、今県議会に追加提案へ
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-182562.html
12/3 県、シュワブ内の遺骨調査を厚労省に打診
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-182735.html
文献収集や収容されていた人たちへの聞き取りの結果、大浦崎収容所で遺骨が埋葬された場所は辺野古弾薬庫地区にある可能性が高い。
12/3 F16飛来で騒音1.4倍 嘉手納基地 深夜早朝は2倍超
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-182569.html
12/4 抗告訴訟 県、10日の県議会提案
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-183384.html
基地汚染、米国内と差 知事、沖縄軽視を指摘 県議会代表質問
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-183377.html
12/4 第2回係争処理委員会 審査対象とするかの結論持ち越し 国、県に再聴取へ
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-183381.html
12/4 宮古・石垣の住民、自衛隊配備撤回を求め防衛局へ要請
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-182962.html
12/4 米軍機影響、渡嘉敷琉大准教授が初調査 名護の小中学生58%が騒音「ある」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-183285.html
アンケートは2014年3月に実施。名護市教育委員会の協力で市内の小中学校21校にアンケートを配布し、15校の1754人から回答を得た。授業中に飛行機やヘリコプターの音が気になったことがあるかとの質問に「よくある」と「ある」と答えた割合は58%に上った。オスプレイとほかの航空機ではどちらがうるさいかとの質問には、73%がオスプレイと回答。自由記述欄では、「耳にゴーンと音が入ってくる」「先生の声が聞こえない」「騒音で眠れない」という率直な意見や「落ちてこないか不安」との声が上がった。
渡嘉敷準教授は、市内全域から声が上がったことに「全域が訓練エリアになっている」と指摘。「(普天間飛行場の)移転前でもこうだ。新たに基地ができるとさらに騒音が増える」と危惧した。
12/4 シュワブ浜辺に鉄板搬入 「仮設道路付替え」工事か
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-182796.html
12/4 辺野古受注建設会社が寄付 14年衆院選 沖縄議員に計90万円
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-182865.html
12/5 シュワブゲート前 山城議長ら3人身柄拘束
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-183415.html
県統一連の瀬長事務局長は、機動隊と市民の間に入り込み、混乱を収めようとしていたという。
現場では市民のスピーチを、警察車両のスピーカーから流れる音が何度も遮った。「道路上に立ち止まる行為は大変危険です」―。一定の間隔で無機質に繰り返される声に、山城議長は突然無言のまま「基地境界線」を超えた。早朝行動に参加した60代の女性は「機動隊の指揮者が“かかれ”と部隊に声をかけるなどかなり熱くなっていた。パトカーの市民への警告も無感情に同じ言葉を大音量で繰り返すなど挑発的に感じた」と悔しそうに話した。
市民らは「不当逮捕だ」としてキャンプ・シュワブゲート前や名護署前で抗議の声
ゲート前の抗議に連日参加するうるま市の男性は「警察の本務を外れ、政治的介入をしている。いいがかりを付けて拘束している」と指摘する。
12/5 大浦湾上 海保ボート衝突で市民抗議船損傷
市民らが乗る抗議船がフロートを超えた際、航行を阻止しようとした海上保安庁のゴムボートが抗議船1隻に衝突した。市民の抗議船が破損した。市民らにけがはなかった。
辺野古、ゲート前で3名が不当逮捕、海では海保のボートにぶつけられて抗議船破損
http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/7e03396b654021df404391d2a4d75115 (破損した抗議船の写真あり)
12/5 辺野古作業ヤード予定地に新たに遺物 名護市、遺跡認定申請へ
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-183259.html
新たに遺物が見つかっていたのは、辺野古崎にある作業ヤード予定地。先に見つかった土器や石器が発見された沿岸部に近いため、市教委は沿岸部と陸地を合わせて遺跡に認定するよう県に申請する方針。
12/5 普天間、牧港の一部、17年度中に返還 日米発表 20年前に合意の施設
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-183268.html
普天間飛行場東側は1990年、牧港補給地区の国道隣接部分は96年にすでに返還合意していた。官房長官と駐日米大使がそろって記者会見をすることは異例で、沖縄の基地負担軽減策に取り組む姿勢を県内外にアピールする狙いがあるとみられる。
すでに20年前に合意している返還が遅れていることこそ問題にすべきだ。
知事「直接の危険除去つながらない」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-183270.html
12/5 全基地返還で経済効果3.5兆円 友知沖国大教授が試算
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-183286.html
12/5 宜野湾市、自衛隊適齢者名簿提供にたいし 市民ら抗議デモ
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-183829.html
集会であいさつした元自衛官の島袋恵祐さんは、自衛官だった兄を格闘訓練中に亡くした経験を話し、「自衛官は国民や家族を守るためになった若者がほとんどだ。若者を駒のように扱う政権に名簿の提供をしてはいけない」と訴えた。集会には安保関連法案に反対するママの会やシールズ琉球のメンバーらも参加した。
12/5 島尻氏、米シンポで「辺野古移設すぐに」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-183407.html
沖縄選出の国会議員が米国の公の場で辺野古移設推進を表明するのは初めて。翁長雄志知事の当選など県内に根強い辺野古移設反対の民意があることについては言及しなかった。
<社説>秘密法の適性評価 プライバシー侵害制度だ 2015年12月5日
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-183249.html
12/6 参院選、慰霊の日公示に全首長反対 「鎮魂の日にそぐわない」 県内市町村長アンケート
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-183740.html
「慰霊の日は戦没者を鎮魂すると県で決めた大切な日だ。街宣車が走るなど騒々しい状況はなじまない。慰霊の日の趣旨を尊重してほしい」「もしこの日に行われるなら、また沖縄の思いを踏みにじるような国の対応も問われるだろう」。
12/6 屋良朝苗シンポ 「辺野古、第二の捨て石」 平和な沖縄へ思い
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-184131.html
12/6 山城議長を釈放 地検、明日にも2人の勾留請求へ
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-184245.html
12/6 米軍、邦人研究者に資金 2000年以降、12大学・研究機関、2億円超
http://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-183950.html
資金提供を受けていると回答したのは、埼玉大、東京工業大、横浜国立大、金沢工業大、福井大、名城大、京都府立医科大、山口大、徳島大、理化学研究所、産業技術総合研究所、物質・材料研究機構の12大学・機関。
日本の学術界は先の大戦の反省から軍事研究と距離を置いてきたが、最近は研究費不足や、軍事技術と民間用技術の境目があいまいになっている傾向から抵抗感は小さくなっている。統一ルール作りが必要との声も出ている。
12/6 平良とみさん死去
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-184124.html
平良とみさんは、映画「GAMA 月桃の花」で神人(かみんちゅ)のカミおばあを演じていた。
<金口木舌>火垂るの墓 2015年12月7日
http://ryukyushimpo.jp/column/entry-184125.html
12/7 高江着陸帯、容認せず 翁長知事、初の見解
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-184731.html
知事就任後はじめて、高江ヘリパッド建設を容認しない意思を明確に表明した。
12/7 高江N4地区でオスプレイ3機、同時訓練
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-184739.html
高江現地から 「振動の影響か、訓練が終わった後も気持ち悪い感じが残っています」
http://takae.ti-da.net/e8194637.html
12/7 シュワブゲート前、抗議の男性けが 機動隊の頭ぶつかる
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-184737.html
抗議中の男性(36)の左目の下に機動隊員の頭がぶつかり、出血した。男性は頭のふらつきを訴えたため病院に搬送された。
那覇簡裁、公務執行妨害容疑の男性2人の勾留認める
12/7 うるま市川崎(当時・具志川村川崎) 米軍墜落事故から54年 「辺りは全部火の海」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-184434.html
<1961年に具志川村川崎(現うるま市川崎)で起きた米軍ジェット機墜落事故>
http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-184875.html 2011年12月6日
事故は、嘉手納基地所属のF100D型ジェット機が、宮城文吉さん=当時(28)宅裏に墜落。宮城さんのほか、石川市から宮城さん家族を訪ねていた上運天カメさん=当時(59)=が亡くなった。ジェット機の部品は燃えながら周囲に飛び散り、児童を含む住民がやけどを負った。
火のカーテンくるまれ 川崎米軍機墜落50年 2011年12月7日
http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-184921.html
12/7 米軍機レーザー照射 「普天間」周辺の男逮捕 威力業務妨害容易
米軍普天間飛行場周辺で飛行中の米軍機に対し、レーザー光線が照射されていた事件で、県警は同市大山に住む男性(56)を威力業務妨害容疑で逮捕した。宜野湾市大山の民家駐車場から、訓練飛行中のUH1Yヘリに緑色のレーザー光線を複数回照射し、訓練を中止させた疑い。容疑者のブログには米軍機の騒音がうるさいとして「即刻撃ち落としたい」などと書かれていた。
「抗議、非暴力で」 住民ら批判
ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は「米軍機の騒音問題などに怒りを感じるかもしれないが、(レーザー光照射は)方法論として間違っている」と批判。辺野古新基地に反対する市民らからは「大惨事につながる可能性があった」「(基地に)抗議したいならば非暴力的にやるべきだ」との声が上がった。
12/8 辺野古受注2社も寄付 衆院選前、5議員に計110万円
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-184732.html
12/8 シュワブゲート前、抗議行動のさなか81歳男性、体調不良訴え救急搬送
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-184948.html
市民らが機動隊に排除されたあと、作業員を乗せた車両25台、資材重機を乗せた大型車両10台がシュワブ内へ入った。海上では、市民船3隻、カヌー隊13艇が「法令違反の工事だ」「すぐに作業をやめろ」などと抗議行動を展開しているなか、沖縄防衛局の作業船が既存のフロートの一部を二、三重につなげる作業を行った。
12/8 統一連の瀬長さん釈放
5日にシュワブゲート前で抗議中に公務執行妨害容疑で逮捕・送検された県統一連の瀬長和男事務局長が8日午後、釈放された。
那覇簡裁が7日、瀬長さんと70代男性の2人の勾留請求を認めたが、担当弁護士が不服として那覇地裁に申し立てた準抗告が8日認められた。70代男性の準抗告は却下された。
12/8 製糖操業始まる 波照間、宮古島
http://ryukyushimpo.jp/movie/entry-185419.html
12/9 辺野古400人が座り込み 釈放の瀬長さん「騒乱原因は機動隊に」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-185635.html
8日に釈放された県統一連の瀬長和男事務局長があいさつし、「心配を掛けた。騒乱を引き起こしたのは機動隊の方だ」と指摘。「なお一層、注意を払い行動していくことが必要だと思う」と報告した。
12/9 基地の土地使用履歴 ワシントン駐在員とおして、米政府へ情報公開請求も
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-186013.html
12/9 レーザー照射 米軍嘉手納基地にも
http://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-185894.html
<社説>着陸帯容認せず 命と自然守る当然の結論だ 2015年12月9日
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-185412.html
12/10 辺野古、砕石など搬入 ゲート前の市民を排除
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-186233.html
午前7時ごろ、機動隊約120人が座り込む市民らを強制的に排除した。市民らはスクラムを組むなどして抵抗したが7時11分ごろから、「割栗石(わりぐりいし)」と呼ばれる砕石を積んだダンプカーやトレーラー、パイプを積んだトラック、作業員を載せた車両など計24台が基地内に入った。市民らが休憩に入った午前9時半ごろに再び、旧ゲートから土などを積んだダンプカー4台とミキサー車1台が基地内に入った。機動隊は道路をふさぐように人垣をつくり、市民らの接近を制限。市民らは旧ゲート前で抗議行動を続けた。
12/10 翁長県政1年 新基地、重大局面へ 国と法廷闘争
http://ryukyushimpo.jp/movie/entry-186002.html
全国から知事へ激励3万通 辺野古反対、広がる支援
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-186012.html
12//10 けさ不発弾処理 うるま市津堅島で
米国製50㌔爆弾1発。避難区域は半径400㍍で1世帯3人が対象。
12/10 辺野古抗告訴訟 県、議会へ議案提出 国土交通省の執行停止処分の無効化を求める
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-186606.html
翁長雄志知事による埋め立て承認の取り消しを国土交通相が執行停止したことを受け、県は10
日、この処分の無効化を求めて国を訴える抗告訴訟を起こす議決案と補正予算案を県議会に提出した。抗告訴訟費の予算案は1334万3千円。総務企画委員会で基地防災統括監は、「裁判の途中で意見書を追加する場合もあり、追加の費用が発生する可能性もある」と述べた。
12/10 「沖縄の自己決定権を問う一連のキャンペーン報道~連載『道標(しるべ)求めて』を中心に~」
石橋湛山早稲田ジャーナリズム大賞受賞
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-186616.html
12/10 辺野古基金5億円
4月の創設から今月9日までに基金に寄せられた寄付金総額が、5億円を超えた。寄付金は辺野古反対運動を展開する市民団体への支援や、新聞への意見広告掲載などの費用に充てられている。へリ基地反対協議会へも辺野古基金によってカヌーが20艇送られた。
沖縄県警・警視庁機動隊の弾圧と市民の抵抗/新しいカヌーとグラスボート(「海鳴りの島から」)
http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/c797fc76afbdb656bba7cbaf8892408a
12/11 退役米軍人ら連帯の座り込み抗議 「辺野古にも高江にも新基地要らぬ」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-187248.html
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-186778.html
キャンプ・シュワブゲート前で11日午前、米軍の退役軍人らで構成する平和団体「ベテランズ・フォー・ピース(VFP)」のメンバー11人が座り込みに参加した。米海兵隊員としてイラク侵攻にも出兵したマイク・ヘインズさんは、機動隊員に抱えられて排除される時も「NO NEW BASE」と訴え続けた。早朝抗議行動にVFPが参加したため機動隊らは「日本人から排除。外国人は後」と声を掛け合い、慎重さを見せる場面もあった。
11日は、午前7時ごろと同9時ごろに砕石を積んだダンプカーやミキサー車などの大型車両13台を含む工事関係車両約20台が基地内に入った。
12/11 リバティー制度緩和から1年 米軍関係者の飲酒運転逮捕45%増
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-186617.html
12/11 辺野古監視委寄付 「国の説明まだ不足」 県、再三報告求める
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-187381.html
12/11 ダイオキシン630倍 枯葉剤主要成分も 沖縄市ドラム缶、沖縄防衛局調査報告
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-187264.html
缶のたまり水(未ろ過水)から水質環境基準値の630倍のダイオキシン類を検出した。調査からダイオキシン類は、有害物質PCP(ペンタクロロフェノール)とPCB(ポリ塩化ビフェニール)などの由来が推定される。たまり水からは、枯れ葉剤の主要成分「2・4-D」も検出され、複合的な汚染が確認された。
12/11 石垣市議会が意見書 辺野古新基地の早期実現求める
石垣市議会は11日の12月定例会最終本会議で、名護市辺野古への米軍普天間飛行場代替施設建設の早期実現と県内にある米軍基地の整理縮小、負担軽減を求める意見書を与党の賛成多数で可決した。宛先は首相や県知事など。
12/11 新基地「違法」 法学者が声明 民主主義科学者協議会
法学者でつくる民主主義科学者協会法律部会(民科法律部会)は、政府が進める辺野古への新基地建設に抗議する理事会声明を発表した。新基地建設強行は「県民の民意を踏みにじるもの」であり、違法だと批判した。
「沖縄県民の民意に反し、違法に進められている辺野古新基地建設に強く抗議する」(民科法律部会の声明文)
http://minka-japan.sakura.ne.jp/main/archives/info/20151211seimei_henoko
12/11 勾留取り消し簡裁に請求へ
5日にキャンプ・シュワブゲート前で、公務執行妨害容疑で逮捕・送検されて拘留中の70代の男性の勾留理由開示手続きが那覇簡裁であり、弁護人は勾留の取り消しを同簡裁に請求する方針を示した。暴行を加えられたとする機動隊員が左足に療養2週間の打撲を負ったとして、男性には送検時に傷害の容疑も追加された。男性は法廷で二つの容疑を否認した。
12/11 沖縄防衛局「仮設道路付け替え工事には当たらない」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-187380.html
12/12 浦添市上空 航空機騒音調査 2013年度米軍機夜間(夜10時から翌朝6時)騒音445回
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-187252.html
<未来に伝える沖縄戦>白梅学徒隊として動員 金城幸子さん(88)〈上〉 2015年12月12日
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-187420.html
<未来に伝える沖縄戦>壕出たところを銃撃 金城幸子さん(88)〈下〉 2015年12月13日
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-187827.html
12/12 伊良部大橋開通からやがて1年 伊良部島内での消費激減
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-187449.html
橋ができて便利になって島が寂れる、この矛盾をどう解消すればいいのか?
12/12 「戦後70年コザ暴動プロジェクト」のギャラリートーク 「コザ暴動意味、今こそ考えて」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-187798.html
12/12 シンポジウム「『基地の島』沖縄が問う-『辺野古移設問題』を考える-」 沖国大にて
http://ryukyushimpo.jp/movie/entry-187704.html (シンポジウムの録画付き)
金城馨(関西沖縄文庫主宰)、高橋哲哉(東京大大学院教授)、阿波連正一(静岡大法科大学院教授)の3氏が、市民運動と哲学、法律の分野からそれぞれ報告した。参加者は会場内に入りきれず第2、第3会場でモニターをとおして聴講した。廊下で聞いた人もおり、米軍基地の「県外移設論」への関心の高まりを現した。高橋氏は、提唱している「基地引き取り」について「本土では8、9割の圧倒的多数の民意が安保を支持し、米軍基地を沖縄に押し付けている」と指摘。「本土の日本人の責任論が第一」と主張し「基地引き取りが安保解消を目指す道筋としても不可欠だ」と訴えた。
12/12 辺野古掘削調査、最終段階に 台船、沿岸へ移動
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-187706.html
12/13 オスプレイ着艦失敗 米カリフォルニア州沖 ミラマー基地所属 普天間にも飛来
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-188165.html
事故機はカリフォルニア州ミラマー基地所属の第13海兵遠征部隊第166海兵中型ティルトローター飛行隊(VMM166)のオスプレイ。事故機の所属部隊は、2016年から中東やアジア太平洋地域に展開することになっている。
明日は沖縄で事故が起こるのではないか、墜落するのではないかと不安になるのは当たり前だ。
オスプレイ着艦失敗 米海軍、「クラスA」の事故に分類
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-189385.html
12/13 新基地を「断固阻止」 退役米軍人と沖縄戦体験者、摩文仁で平和宣言
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-188052.html
宣言では「70年前の沖縄戦の教訓を胸に、新基地建設を断固阻止し、あらゆる戦争準備行為に対して声を上げ、平和を発信し続けることを宣言する」とし、平和への誓いを新たにした。
「ベテランズ・フォー・ピース(VFP)」のタラク・カウフさんが英語、元鉄血勤皇隊の大田昌秀元県知事が日本語、白梅同窓会の中山きく会長がしまくとぅばでそれぞれ文章を読み上げた。
12/13 「コザ孤児院」 沖縄市で展示会 当時の様子伝える 新資料も展示
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-187833.html
12/13 「自治体議員立憲ネットワークおきなわ」発足
那覇市内の設立総会では、県議や県内市町村議員62人が加盟した。昨年6月に設立された全国各地の議員でつくる「自治体議員立憲ネットワーク」の県内組織に位置づけられる。
12/13 辺野古問題 爆笑・太田さん「日本中で話し合わなきゃ」 ダウンタウン松本さん「ディズニー、偽のニンジン」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-188653.html
12/13 元太平洋軍司令官のデニス・ブレア氏 自衛隊が米軍基地を使う「共同使用」を提案
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-188047.html
沖縄で基地の日米共同使用が進めば、それだけ「在沖米軍専用施設」の割合は減る。「在沖米軍専用施設」の割合が数値として減っても、基地から派生する騒音や危険は減るどころか増加する。
12/14 国交相の執行停止は「違法」 民主主義科学者協が都内で記者会見
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-188266.html
翁長雄志知事による埋め立て承認取り消しに対する国土交通相の執行停止決定について「実質的に代執行の先取りで、代執行手続きを経ないで行われた違法な決定だ」と批判した。声明では、埋め立て承認取り消しをめぐる政府の対応について「法をもてあそぶことで、民意に基づいて行われた知事の判断をおとしめ、県の自治・民主主義を蹂躙し、県民の平和的生存権を脅かし続けるものだ」と訴えた。
会見には副理事長の小沢隆一東京慈恵会医科大教授、理事の白藤博行専修大教授、岡田正則早稲田大教授、人見剛早稲田大教授、清水雅彦日本体育大教授らが出席。
12/14 辺野古阻止へ新組織 「オール沖縄会議」発足
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-188450.html
http://ryukyushimpo.jp/movie/entry-188647.html (録画あり)
新基地建設をめぐって政府と県が法廷闘争に突入する中、これまでの反対運動に関わってきたさまざまな組織を結集、体系化し、幅広い枠組みで新基地に反対する取り組みを展開する。呉屋守将金秀グループ会長、高里鈴代島ぐるみ会議共同代表、稲嶺進名護市長の3氏が共同代表に就任した。大会には翁長雄志知事も出席した。
<オール沖縄会議設立趣意書全文>
辺野古新基地建設をめぐる政府の攻勢は不条理を極め、あからさまな権力の乱用を伴って翁長県政ならびに沖縄県民に襲いかかっている。国交省は翁長知事が下した埋め立て承認取り消しについて行政不服審査法を根拠に「効力停止」とし、他方で代執行訴訟の提訴に及んでいる。まさに「法治主義」を自ら否定する暴挙であり権力の乱用という外はない。
県民世論は8割が知事判断を支持している。問われるべきは県民の総意をどう実現していくかでありその民意を圧殺し、政府方針をごり押しする強権発動は決して許されない。
県政ならびに県民の意向を一顧だにしない政府の強硬姿勢を受け、県はついに政府との全面的な法廷闘争に突入した。そして辺野古キャンプ・シュワブゲート前ならびに海上での反対・抗議行動は一層激しくなっている。
一方で、勢いを増す沖縄の闘いに恐怖する政府は、11月4日から警視庁機動隊100人以上を辺野古に常駐させた。事態はいよいよ政府の大弾圧をも予感させる緊迫した局面へと突入した。
このような局面にあっても、翁長知事を先頭とする県民の闘いは委縮するどころか、沖縄の政治・社会大衆運動史上かつてない世論の結集をつくりだし、中央政府と対峙してでも沖縄の未来は沖縄が切り拓くという気概に満ちあふれている。
今こそ沖縄の歴史と誇りをかけた闘いの時。それだけに今、巨大な政府権力に立ち向かい最終的にこの闘いに勝利するための戦略を描き、闘いを統一的に掌握し組織する“オール沖縄”の形成が求められている。
あらゆる政党・会派、経済団体、労働団体、平和・民主団体、女性・青年団体、学者・文化人、法律家団体などを網羅し、さらには各市町村に立ち上げられた“しまぐるみ会議”(名称は多様)をベースにする広範な市民の参加結集を呼びかけ、全沖縄、全県民的な結集軸の形成を図る。
「オール沖縄会議」はそのために結成される。オスプレイの配備撤回、普天間基地の閉鎖撤去、県内移設断念を求め政府に突き付けた2013年の「建白書」の精神を基軸に、翁長知事を支え、県民を鼓舞し辺野古現地の闘いを大きな支援の輪で包んでいく。
具体的には、県政が政府との全面的な法廷闘争に入った現在、県民挙げての支援体制を構築していくなど「あらゆる手段を駆使して新基地建設を阻止する」という翁長知事の闘いを全面的に支えていく。
また辺野古現地への支援活動の計画的実施、大規模な県民集会の開催などを通して現地行動を支援強化していく。さらに全国集会への大規模な派遣や新聞紙等への意見広告を実施するなど全国の理解と支援の強化を図っていく。また国際的な理解拡大のための諸活動を強化していく。
来年はまた、宜野湾市長選挙を皮切りに、県議会議員選挙、参議院議員選挙など今後の政治状況を左右する極めて重要な選挙が控えている。政府に攻撃の口実を与えず開き直りを許さないために揺るがせにできない政治課題である。選挙勝利に向けて各選挙母体と連携を図っていく。
横暴を極める政府との総力を挙げた闘いに総決起し、また一方、最大の当事者でありながら「辺野古新基地建設は日本の国内問題」と開き直る米政府を許さず、新基地建設を阻止し、明るい未来の扉を開いていくために県民の英知を結集しよう!
12/14 辺野古周辺住民、提訴へ 国交相の決定取り消し求める
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-188649.html
国土交通相が行った執行停止決定の取り消しを求めて辺野古周辺住民が抗告訴訟を提起する。24日にも那覇地裁に提訴する予定。執行停止決定の取り消しと併せて、執行停止決定の一時的な無効化(執行停止)も地裁に申し立てる。原告は、騒音被害が予想される辺野古区などの住民20人程度になる見込み。
12/14 県、抗告訴訟予算案 県議会総務企画委員会で賛成多数で可決
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-188755.html
吉田勝広氏(公明県民無所属)は退席し、自民は反対した。
抗告訴訟の提訴を求める議案は16日の米軍基地関係特別委員会で審議し、18日の最終本会議で諮る。
12/14 沖縄防衛局 辺野古新基地護岸、年内にも着手か 本体工事の初段階
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-188648.html
12/14 シュワブゲート前 早朝から130人以上座り込む 退役軍人らも 1人救急搬送、1人額にけが
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-188201.html
12/14 「琉球フォーラム」(北京師範大主催) 日中交流議論 中国の識者「沖縄の役割、大きい」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-188771.html
12/14 那覇市、新都心公園と漫湖公園の駐車場を実験的に有料化 来年4月から
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-188330.html
12/14 未受診出産(13年度)、県内43件 相談機関周知が課題
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-188763.html
12/14 公明党県本部、現職佐喜真淳氏を推薦 宜野湾市長選
推薦については県本部が方針を決定し、党本部に申請していた。宜野湾市長選では、自民党県連も佐喜真氏を推薦している。
12/15 島尻安伊子沖縄担当相 知事と政府の対立、予算への影響示唆
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-189270.html
12/15 ボーリング調査強行 市民ら雨の中、陸と海で抗議つづける
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-188863.html
12/15 県と国、係争委に回答 辺野古埋め立て
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-189384.html
<社説>基地引き取り 本質的議論を深めたい 2015年12月15日
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-188646.html
12/16 シュワブゲート前、早朝400人が座り込み抗議
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-189463.html
水曜日の議員総行動の日で、多くの県議や市町村議らも参加した。
12/16 抗告訴訟提訴、県議会米軍基地特別委で可決 本会議へ
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-189554.html
議決案は18日の県議会最終本会議で可決する見通し。
12/16 ハワイ・ホノルル市議会 辺野古反対決議審議へ
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-189375.html
来年1月12日の公聴会で、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に反対する決議案を審議する。関係者によると、決議内容は沖縄に在日米軍基地が集中している点や、県民の多数が新基地建設に反対していることなどに言及し、米政府に建設計画の検証を求めている。
12/16 読谷村長、キンザ―の倉庫群受け入れトリイへの施設移転容認 方針転換表明へ
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-189877.html
読谷村の石嶺伝実村長は12月定例会本会議で、嘉手納より南の米軍施設の返還・統合計画に関連し、牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の倉庫群などをトリイ通信施設へ移転することを容認し、米軍基地再編交付金を受け取る方針を表明した。「(基地を)ウエルカム(歓迎)するための交付金ではなく、苦渋の選択だ」と強調。
12/16 思いやり予算増 5年で9465億円 労務費拡大553人分
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-189876.html
政府は、2016年度から5年間の在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)について米政府と合意したと発表した。5年間の総額を約9465億円とし、11~15年度の9332億円を133億円上回る微増となる。
12/16 島ぐるみ会議 国頭村でも発足
国頭村の辺土名公民館で開かれた「沖縄建白書を実現し未来を拓く『島ぐるみ会議』国頭」の発足集会に約100人が参加した。集会には大宜味村、東村の会員らが駆け付け、3村で連携して運動を進めることを確認した。
12/16 深刻ないじめすぐに調査を 県防止対策審議会が発足
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-189468.html
審議会委員には大学教授や弁護士、警察OBなど6人が就任した。沖縄国際大学の上田幸彦教授が会長に選出された。
12/17 全国知事会 沖縄の米軍基地負担減で協議会設置へ
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-190192.html
全国知事会は、沖縄の基地負担軽減など基地問題に対応する協議体を設置することを決めた。 この日の会議で、沖縄県の浦崎唯昭副知事は「沖縄の基地負担を軽減する場の設定などを含めて議論していただきたい」と要望。上田清司埼玉県知事は「沖縄県だけで声を上げていくと、つらいところもある。知事会を中心に声を上げていけば政府、米政府に対する一種の力にもなる」と述べた。京都府知事の山田啓二全国知事会会長は沖縄の状況に関し「一つの県に過大な重荷が背負わされている」と指摘。「京都も米軍基地ができ、問題が生じている。地方公共団体が結束して当たっていく必要がある」と述べ、協議体設置を知事会で検討する姿勢を示した。
12/17 シュワブに擁壁用コンクリート資材を搬入 抗議の男性、公務執行妨害容疑で逮捕
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-190062.html
12/17 自衛官適齢者名簿提供 沖縄市長、陳謝 市民から要望あれば個別に削除
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-190643.html
自衛隊名簿提供 宜野湾市副市長が陳謝(12/18)
18日の市議会一般質問。市が自衛隊沖縄地方協力本部へ自衛官適齢者の名簿を提供していた問題について桃原功市議への答弁において、松川正則副市長は「法的に問題はないと解釈した」としたうえで「配慮が足りなかった。反省したい」と陳謝した。
12/17 那覇泊漁港で2廃船全焼
http://ryukyushimpo.jp/movie/entry-190530.html
12/18 県議会 抗告訴訟関連議案、賛成多数で可決 県、年明けに国提訴へ
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-190772.html
県議会(喜納昌春議長)11月定例会最終本会議は18日午前、翁長雄志知事による名護市辺野古の埋め立て承認取り消しを執行停止した国土交通相を相手に県が起こす抗告訴訟に必要な議案を賛成多数で可決した。国の執行停止の効力を止めるよう求める申し立ても合わせて行う。県は年明けにも那覇地裁に提訴する。
12/18 シュワブゲート前 機動隊が一時舗道占拠 工事協トラック9台、基地内へ
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-190771.html
12/18 宜野湾でシンポ 「宜野湾から沖縄の未来を考える―基地・経済・地方自治」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-191137.html
新外交イニシアティブ主催。古賀茂明氏(元経産省官僚)、呉屋守将氏(辺野古基金共同代表)、當山智士氏(かりゆし社長)、石川達也氏(沖縄タイムス編集局次長)の各氏が発言、意見を交わした。
12/18 21学徒隊の刻銘碑を検討 県議会決議に副知事が意向示す
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-191136.html
沖縄戦に動員された21の学徒隊の校名を刻銘した合同石碑の設置に向け、本格的な検討作業に入る。県議会は知事を宛先とする「学徒合同石碑の建立に関する決議」を全会一致で可決。
文教厚生委員会から要請決議文を受け取った浦崎唯昭副知事が「実行できるようにしていきたい」と答えた。
12/18 辺野古・豊原に2300万円 防衛省直接補助金 久志は盛り込まず
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-191124.html
12/18 また、キャンプ・ハンセンで実弾射撃訓練による山火事 金武町レンジ5付近
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-191129.html
18日日没になっても鎮火に至らない。米軍施設内の山火事は今年に入って14件目。付近に住民は、発見の一報から消火開始まで1時間以上かかったことについて「対応が遅い」と指摘。
12/18 伊江島補助飛行場 拡張後の着陸帯 2倍超に
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-191248.html
改良工事が予定されている着陸帯は、強襲揚陸艦の甲板を模した「LHDデッキ」。工事図面には「CV22オスプレイとF35を収容する海軍基準に沿った駐機場」と記されている。2017年に空軍横田基地へ配備予定の垂直離着陸輸送機CV22オスプレイが伊江島に飛来する可能性が大である。着陸帯の幅や面積が増加することで、工事後の離着陸訓練が増加すると予想される。
12/18 子ども貧困対策に10億円 内閣府、県内に支援員配置
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-190519.html
12/18 米軍厚遇、世界に問う 映画「ザ・思いやり」 バクレー監督、不条理訴え
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-190533.html
米国出身の映画監督リラン・バークレイさんは、自身も米軍厚木基地(神奈川県)の飛行ルート下に住む。「東日本大震災もあり、日本の経済が困難な中で、米兵の娯楽費まで日本の税金から出している。なぜこんなに米軍を“思い”やらないといけないか」と話し、その不条理と矛盾を明らかにする。
<社説>思いやり予算増加 思考停止の病弊が表れた 2015年12月19日
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-191116.html
12/19 伊江島補助飛行場着陸帯から土器 米軍試掘、拡張工事遅れも
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-191606.html
「LHDデッキ」改良工事に伴う米軍の試掘調査で、縄文時代のものと推測される最大約3センチの土器片数点と炉跡1基が発見された。
12/19 全国5議会、辺野古「容認」意見書可決 名護市民ら反発
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-191607.html
名護市議会野党会派の礎之会(岸本直也会長)とあけみおの会(吉元義彦会長)が全国の地方議会議長宛に送付した陳情「米軍普天間飛行場代替施設の早期実現を求める意見書」を受けて、可決した。長崎県佐世保市議会の他に、東京都豊島区、新潟県糸魚川市、佐賀県多久市、石垣市の少なくとも5自治体が意見書を可決した。
名護市民「筋違いだ」 基地押しつけに怒り
名護市民からは「沖縄への基地押しつけだ」「筋違いだ」などと批判の声が上がる。名護市議会の仲村善幸副議長は、知事選や市長選で移設反対の候補が当選した結果を踏まえ「(野党市議の陳情は)市民に受け入れられていない。政治的な内容を含む陳情を全国市議会に送るのは、陳情の趣旨に反するのではないか」と指摘する。議長経験のある比嘉祐一市議も、県民や名護市民が選挙で反対の意思を示した辺野古移設計画を、県外の他市町村議会が推進すべきだと指摘することは「筋違いな話でやるべきではない」との見方を示す。ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は「(沖縄の現状を)何も分からずに可決するのが悲しい。沖縄の怒りを逆手に取る形だ。沖縄の思いを伝えていかないといけない」と憤慨した。
<社説>辺野古推進意見書 民意の全体を見るべきだ 2015年12月22日
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-192542.html
12/19 「普天間」解決手法に違い 宜野湾市長選立候補予定者が初論戦
http://ryukyushimpo.jp/movie/entry-191604.html
宜野湾市長選挙は、来年1月17日告示、24日投開票。現職の佐喜真淳氏=自民、公明推薦=と、新人の志村恵一郎氏=翁長県政与党支持=の二人が立候補を表明している。
12/20 16年度沖縄予算 政府、減額へ調整
http://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-191808.html
概算要求の3429億円から減額する方向で調整に入ったと複数の政府関係者が20日明らかにした。
12/20 22日不発弾処理 南城市玉城沿岸で
米国製5㌅艦砲弾1発。避難半径は230㍍、避難世帯はなし。
12/20 「コザ暴動」45年でシンポ
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-192725.html
<金口木舌>コザ暴動 2015年12月22日
http://ryukyushimpo.jp/column/entry-192543.html
12/20 ティダの会による名護市教育委員会への「キャンプ・シュワブ内埋蔵文化財試掘調査に係る緊急申し入れ」
http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/015a47a6365fbeca5dec73380af15057
大浦湾沿岸部での「付替え工事」について
http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/2e94e0aea618913a68ca86bb17aa531a
大浦湾沿岸部の「付替え工事」で大浦崎収容所の墓地が調査しないまま破壊される危険性
http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/5da793d008944055f54c66de99fd74b5
大浦崎収容所には、今帰仁村、本部町、伊江村の住民が収容されていた。栄養失調やマラリアによって多くの住民が死亡し、収容所近くに埋葬された。遺骨はそのままになっている。
12/20 「沖縄偉人劇 屋良朝苗物語 一条の光を求めて」中高生熱演 読谷村
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-194240.html
(沖縄の地方紙は12月20日が休みのため、21日の新聞は休刊だった)
12/21 「警視庁機動隊は帰任」 報告に沸くシュワブゲート前 海底ボーリング調査、最終地点か
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-192567.html
12/21 米軍ヘリ低周波音 辺野古の沖縄高専屋内でも基準値超え
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-192557.html
沖縄工業高等専門学校の近くには、米軍キャンプ・シュワブ内の着陸帯が複数ある。最も近い着陸帯と校舎との距離は約300㍍。MV22オスプレイやCH53米軍大型ヘリの訓練も度々確認されている。高専側は2年前から毎年、県内の10大学と連名で教育施設上空での米軍機の訓練中止を政府に求めてきた。調査した琉球大学の渡嘉敷健准教授(環境・音響工学)は「今回の調査はあくまでも現状を把握するもの。国がきちんとした調査をするべきだ」と国による調査を求めた。
12/21 千葉県舟橋市議会、辺野古推進の意見書案を否決
千葉県の舟橋市議会は、名護市議会野党2会派が全国の地方議会議長宛てに送付した米軍普天間飛行場の名護市辺野古への代替施設の早期実現を求める意見書案を反対多数で否決した。自民党、公明党など4会派計22人が賛成したが、自民党系会派「舟橋清風会」の6人が「舟橋市政に直接関係せず、採択に値しない」と反対票を投じて否決となった。清風会、共産党、民主党など5会派計29人が反対した。
12/22 県外の議会で、沖縄の主張に理解示す発言も
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-192677.html
奈良県議会や大分県議会で、基地問題について日本の自治のあり方が問われているとの沖縄側の訴えに理解を示す発言が出ている。
12/22 県、来年度「アジア経済戦略課」設置
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-192891.html
12/22 米識者ら70人がケネディ大使に抗議 「辺野古が最善」は侮辱
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-193589.html
市民ら「心強い」
海上抗議活動に参加している芥川賞作家の目取真俊さんは「声明はケネディ氏に対する県民の失望を代弁してくれた。海外の著名人が発信することで国際的関心が高まる。大きな意味がある。ケネディ氏は沖縄の歴史への認識を深めてほしい」と述べた。自然保護運動を続けてきた伊波義安さんは「ケネディ氏はイルカを救うために活動をしているが、ジュゴンが住む場所の埋め立てにはなぜ反対しないのか。政治的なところで(信念を)曲げるのは許せない」。
<ケネディ駐日米大使発言への抗議声明全文>
12月17日、東京の日本記者クラブでの記者会見で、キャロライン・ケネディ駐日米大使は辺野古が米海兵隊の新基地の場所として最善であるとのオバマ政権の主張を忠実に繰り返した。
米国は「良き隣人」であろうと努力しており、また沖縄本島の約20%を占める何十もの米軍基地を抱える地域社会への影響については「気を配る」という丁寧なコメントをした後、ケネディ大使は沖縄の人々が容赦ない実力行使と威嚇にもかかわらず何百日も抗議活動をしている基地に対しての支持を表明した。
(記者会見で)「基地建設に対する沖縄の人々の反対についてどう思うか。また米国は代替案を検討するのか」との質問に対し、ケネディ大使は「この計画(現在人口の密集する宜野湾に位置する米海兵隊基地を閉鎖し移設する)は人々が大変懸命に努力し、多くの選択肢を検討し、練り上げてきたものだ。だから私は今まで検討された計画でこれが最善のものと思っている」と答えた。
米国が普天間飛行場を閉鎖し、辺野古に基地建設を一刻も早くすることを求めているというケネディ大使の発言は、この計画に激しく反対してきた沖縄の圧倒的多数の人々に対する脅威、侮辱、挑戦であり、同時に法律、環境、選挙結果を恥ずかしげもなく軽視する行為である。
普天間飛行場は閉鎖されなければならないが、辺野古に移設することは解決策とはならない。この計画はより人目につかない場所に問題を移すだけであり、島の別の場所に新たな環境・安全の脅威を導入し、沖縄の米軍拠点としての役割を強化するものだ。
ケネディ大使は日本記者クラブのゲストブックに、ジョン・F・ケネディ大統領による報道の自由についての発言を引用しながら署名した。しかし大使が引用するべきはむしろ、ケネディ大統領が世界平和について力強く、説得力のある主張を行った1963年のアメリカン大学卒業式での演説だったのではないか。
ケネディ大統領は言った。
「戦争に絶望し、平和をもたらすことを望む思慮深い市民は誰でも、まず内面を見ることから始めるべきだ―平和の可能性への自らの態度を調べることを…」
ケネディ大使は沖縄の人々の懸念に対し、誠実に尊厳を持って取り組む勇気も度胸も持たないような米国の選挙で選ばれた公職者、政策立案者、軍の指導者たちの代弁者としての役割を果たしている。大使は父親が「アメリカの軍事力によって世界に強制的にもたらされるパックス・アメリカーナ(米国による平和)」を拒絶した演説をもう一度読むべきだ。
もし再読したならば、ケネディ大使は父親が「平和とはつまり基本的に、荒廃の恐怖を感じることなく生活できる権利、自然の空気をそのまま呼吸する権利、将来の世代まで健全に存続する権利といった人権に関する問題ではないか」と問うたことを思い起こすことになるだろう。
これらの言葉はわれわれにとってまだ意味があるために、われわれは米国市民として、米政府が自己決定権、健全で安全な環境で暮らす権利を含む沖縄の市民の基本的人権を否定することを止めるよう強く要求する。
<ケネディ駐日米大使発言への抗議声明に署名した米識者>
(名字のアルファベット順、敬称略)
▽クリスティーン・アン(DMZをわたる女性たち)▽ガー・アルペロビッツ(「ネクスト・システム・プロジェクト」共同代表、メリーランド大学政治経済学元教授)▽クリスチャン・G・アッピー(マサチューセッツ工科大学歴史学教授)▽サンディ・アリッツァ(翻訳家)▽ダビンダー・ボウミック(ワシントン大学近代日本文学准教授)▽ハーバート・ビックス(ニューヨーク州立大学ビンガムトン校歴史学・社会学名誉教授)▽コートニー・B・キャズデン(ハーバード大学名誉教授)▽ノーム・チョムスキー(マサチューセッツ工科大学言語学名誉教授)▽マージョリー・コーン(トーマス・ジェファーソン法科大学院教授)▽エリザベス・コリ―ジョーンズ(ハーバード大学)▽フランク・コスティグリオラ(コネチカット大学歴史学教授)▽ボブ・クッシング(ジョージア州セント・ジョセフ教会神父)▽サーシャ・デイビス(キーン州立大学助教授)▽ジーン・ダウニー(著述家、「京都ジャーナル」寄稿編集者)▽アレクシス・ダデン(コネチカット大学歴史学教授)▽リチャード・フォーク(プリンストン大学国際法名誉教授)▽ジョン・フェッファー(「フォーリン・ポリシー・イン・フォーカス」ディレクター)▽ノーマ・フィールド(シカゴ大学名誉教授)▽マックス・ポール・フリードマン(アメリカン大学歴史学教授)▽ブルース・ギャグノン(「宇宙への兵器と核エネルギーの配備に反対する地球ネットワーク」コーディネーター)▽ダニエル・H・ギャレット(元国務省外交局職員、アジアインスティテュート研究員)▽ジョセフ・ガーソン(アジア太平洋平和と非軍事化ワーキンググループ)▽ゲリー・ゴールドスタイン(タフツ大学教授)▽マイク・グラベル(元米国上院議員)▽メル・ガートフ(ポートランド州立大学政治学名誉教授)▽モートン・ハルペリン(元米政府高官)▽ローラ・ハイン(ノースウェスタン大学教授)▽ダッド・ヘンドリック(ベテランズ・フォー・ピース)▽ミッキー・ハフ(ディアブロ・バリー・カレッジ歴史学教授)▽パット・ハインズ(「トラップロック・センター・フォー・ピース・アンド・ジャスティス」ディレクター)▽カイル・イケダ(バーモント大学日本語准教授)▽ビンセント・イントンディ(モンゴメリー・カレッジ歴史学准教授)▽ゼニ・ジャーディン(ジャーナリスト)▽レベッカ・ジェニソン(京都精華大学人文学部)▽ジャン・ユンカーマン(ドキュメンタリー映画監督)▽シーラ・K・ジョンソン(人類学者)▽カイル・カジヒロ(「ハワイ・ピース・アンド・ジャスティス」理事)▽タラック・カウフ(ベテランズ・フォー・ピース理事)▽ピーター・カズニック(アメリカン大学歴史学教授)▽バリー・レイデンドーフ(ベテランズ・フォー・ピース会長)▽ジョー・ローリア(元「ウォール・ストリート・ジャーナル」国連担当記者)▽ジョン・レットマン(ジャーナリスト)▽スタンリー・レビン(ベテランズ・フォー・ピース)▽C・ダグラス・ラミス(沖縄キリスト教大学大学院客員教授)▽キャサリン・ルッツ(ブラウン大学教授)▽アンドリュー・R・マークス(コロンビア大学教授)▽ケネス・E・メイヤーズ(ベテランズ・フォー・ピース)▽ヨシ・マッキンタイア(学生)▽キャサリン・ミュージック(海洋生物学者)▽クリー・ピーターソン―スミス(クラーク大学地理学部博士課程)▽ロバート・ナイマン(「ジャスト・フォーリン・ポリシー」政策ディレクター)▽クーハン・パク(「グローバライゼーションを考える国際フォーラム」プログラム・ディレクター)▽サミュエル・ペリー(ブラウン大学准教授)
▽マーガレット・パワー(イリノイ工科大学歴史学教授)▽クレイグ・キロロ(「レイプ・リリーフ」創立者)▽スティーブ・ラブソン(ブラウン大学名誉教授)▽ベティ・A・レアドン(「平和教育に関する国際研究所」創立者)▽ローレンス・レペタ(ワシントン州弁護士会)コリーン・ラウリー(元FBI捜査官、弁護士)▽アーニ・サイキ(「モアナ・ヌイ・アクション・アライアンス」)▽ピート・シマザキ・ドクター(ハワイ・沖縄アライアンス)▽ティム・ショロック(ジャーナリスト、労働運動家)▽アリス・スレーター(「ワールド・ビヨンド・ウォー」調整委員会)▽ジョン・スタインバック(首都エリアヒロシマ・ナガサキ平和コミティー)▽オリバー・ストーン(映画監督)▽デイビッド・スワンソン(著述業)▽ロイ・タマシロ(ウェブスター大学教授)▽エリック・ワダ(御冠船歌舞団会長)▽ローレンス・ウィットナー(ニューヨーク州立大学アルバニー校歴史学名誉教授)▽アン・ライト(元米陸軍大佐)
12/22 宮古島市議 「日当付き」発言撤回せず 島ぐるみ会議が抗議
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-193286.html
12/22 取り消し無効訴訟 原告101人に
翁長知事の辺野古埋め立て承認取り消しは違法だとして、宜野湾市民12人が承認取り消しの無効確認と県と翁長知事に損害賠償を求める訴訟の第1回口頭弁論が22日那覇地裁で開かれた。
市民89人が21日に追加提訴し、原告は101人となった。
12/22 豊見城市議会 辺野古の早期実現要求意見書を可決
豊見城市議会は12月市議会最終会議で、名護市議会野党2会派が送付した意見書を与党の賛成多数で可決した。
「オール沖縄」への自民党の切り崩しが顕著になっている。
沖縄市議会では21日、元議長の市議が「一方的に偏った報道がなされている。県内2紙の購読をやめた方がいい」と発言した。
12/23 シュワブゲート前 350人が抗議集会
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-193305.html
12/24 16年度沖縄予算3350億円 本年度比0.3%10億円増、選挙控え島尻氏に配慮
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-193787.html
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-194242.html
12/24 防衛省16年度当初予算案 防衛費5兆541億円 辺野古移設1707億円計上
久辺3区への補助金倍増
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-193805.html
防衛省16年度当初予算案では、米軍普天間飛行場の辺野古移設に向けた工事費として約1707億円(契約ベース)を計上した。内訳は埋め立て工事などの経費として約1600億円、キャンプ・シュワブ陸上部の再編工事費として約106億円など。久辺3区への補助金として、本年度の倍に当たる7800万円を計上。宮古島への陸上自衛隊警備部隊配備に関連して用地取得や敷地造成などに108億円を計上。
12/24 辺野古周辺住民21人、国交相決定取り消し求め提訴
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-194249.html
原告団の東恩納琢磨団長は「説明がつかないことを国はしている。騒音被害が広がるのも明らかだ。なぜ辺野古なのか裁判を通じて考えてほしい」。池宮城紀夫弁護団長は「県と国の裁判を座視して見るわけにはいかないという思いで提訴した」と述べた。
提訴のため裁判所へ向かう住民の先頭には、高齢のおばあたちの姿があった。
12/24 県内高校生の貧困、教員認識 「教職員から見た生徒の経済状況アンケート」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-193585.html
琉球新報と県高等学校障害児学校教職員組合(高教組)が合同で実施。11月19日から12月にかけて、特別支援学校高等部を含む県立の全81高校(定時制、通信制、分校を1校と計算)の教職員約4800人を対象に実施し、計58校・930人(回収率19.4%)の教職員から回答があった。高教組は2010年に同様のアンケートを行っており(回答数437人、特別支援学校を含まない)、その結果と比較、分析した。昼食・昼食代を持参できない生徒が「いる」と答えた教職員は28.9%で(特支を除く)、5年前(17.8%)から11.1ポイント増加。校納金を払えない生徒が「いる」と答えたのは特支を含め68.8%で、前回(61.3%)から増えた一方、「いない」が前回(28.1%)から半減した。
<社説>高校生の貧困 実効性ある支援進めたい 12月28日
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-195485.html
12/24 宜野湾市長選投開票まであと1ヵ月 「普天間」が争点
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-193766.html
12/24 米ケンブリッジ市議会で辺野古反対決議 バークレー市に次いで2例目
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-193591.html
決議文はトム・ベイツ市長が署名し、同州出身の上下両院議員、カーター米国防長官、ケリー米国務長官、オバマ米大統領らに送付する。決議案の審議に当たり、辺野古新基地建設に反対する海外有識者声明の呼び掛け人の1人で、辺野古を訪れたこともある政治学・国際安全保障学博士のジョセフ・ガーソン氏が同議会で証言した。ケンブリッジ市は人口約10万人。ハーバード大やマサチューセッツ工科大などが校舎を構える大学都市。
12/25 シュワブ内で生コン製造計画か
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-194985.html
12/25 シュワブゲート前でゴスペル 海底掘削(ボーリング調査)作業継続
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-194430.html
12/25 国地方係争処理委員会、県申し出却下 辺野古効力停止「審査対象該当せず」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-194238.html
県は、国交相による(翁長知事の埋め立て承認取り消しの効力を一時停止した)執行停止の決定を不服として国地方係争処理委員会に審査を申し立てたが、却下された。地方自治法は、この結果通知から30日以内に高裁に提訴できるとしている。県は通知を精査して判断する。
係争委 県申し出却下理由 通知書(全文) 2016年1月5日
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-198502.html
12/25 【電子号外】県、国を提訴 辺野古埋め立て 承認取り消し復活求め
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-194368.html
12/25 知事 抗告訴訟提起を発表 「工事阻止に有効」
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-194618.html
県は、名護市辺野古の埋め立て承認取り消しを執行停止した国土交通相決定を取り消すよう求める抗告訴訟を那覇地裁に提起した。
「県民の誇り、尊厳守る」 知事、工事阻止へ決意 抗告訴訟提起
http://ryukyushimpo.jp/movie/entry-194884.html (会見録画付き)
<抗告訴訟提起 翁長知事会見(全文)>
抗告訴訟を提起した後に開催された翁長雄志知事の記者会見の冒頭発言と一問一答の全文は次の通り。
【冒頭発言】
本日は、国地方係争処理委員会の決定および国土交通大臣が行った執行停止決定に対する抗告訴訟の提起について私から報告を申し上げる。
第1に、昨日、国地方係争処理委員会の審査会合が聞かれ、県が去る11月2日に行った審査申し出は同委員会の審査対象ではないとして、申し出を却下するとの決定がなされた。
同委員会が3度にわたり会合を聞き、長時間にわたり検討を重ねられたことについては一定の評価をするが、結果として執行停止決定の違法性についての実質的な審査が一切行われることなく却下の判断が示された。この判断は、地方自治法に規定する関与制度および国地方係争処理委員会の存在意義を自ら否定しかねないものと考えており、誠に遺憾だ。
第2に、去る18日に県議会の議決をいただいた「国土交通大臣による公有水面埋め立て承認取り消し処分の執行停止決定の取り消しを求める訴えの提起」について、本日、那覇地方裁判所に訴えを提起するとともに、執行停止決定の執行停止を求める申し立てを行った。
本件の訴えは、国土交通大臣による執行停止決定の効力を失わせることにより、沖縄防衛局が行う埋め立て工事を止める上で有効な方法だと考えている。
以前から繰り返し申し上げているように、行政不服審査法は、国や地方公共団体の処分等から国民の権利利益の迅速な救済を図ることを目的としている。
国の一行政機関である沖縄防衛局が、自らを一般国民と同じ「私人」であると主張して審査請求を行うことは、同法の趣旨にもとる違法なものだ。この点については、約100人もの行政法研究者からも批判の声が上がっているところだ。
また、「辺野古が唯一」という政府の方針が明確にされている中で、同じ内閣の一員である国土交通大臣に対して中立・公正な判断は期待し得えず、この点からも、本件審査請求手続きにおける執行停止は違法だ。
県としては、これから裁判所に対して、その旨主張・立証していく。
私は、今後ともあらゆる手法を用いて、辺野古に新基地は造らせないとの公約実現に向け、不退転の決意で取り組んでいく。
県民の皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げる。
【一問一答】
――国交相の執行停止を止めるための緊急性について、どこに一番重きを置くか
知事 今、代執行の裁判も開始している。本来ならば、代執行裁判の結論が出るまで工事はできないが、今回は行政不服審査法でもって、まず工事ができるようにして、その後、どういう経緯をたどるか分からないが、いずれにしろ工事は進めていくという国のダブルスタンダード(二重基準)というか、二重のやり方がある。工事を止めることが一番重要なので、その意味での抗告訴訟だ。
――特に強調したい緊急性は何か。
知事 先ほど申し上げた通り、工事の差し止めをしっかりとやらないといけない。執行停止の執行停止はこれが一番有効であるということでさせてもらっている。
――抗告訴訟の提起時期の政治的な意味合いは。
知事 特に政治的なタイミングはなくて、先の記者会見で、議会の議決を得て、その後は速やかにそれを実行させていただくと話した。速やかにとは法律的な問題、訴状を作ったりするので、そういう準備が整うこと。弁護士とも相談し、時期的に可能であれは速やかにということを前に申し上げた。昨日、一昨日から、「大丈夫だ」と報告を受けたので、速やかにという意味できょうの日を設定させてもらった。
――国地方係争処理委員会の却下の翌日という形になった。
知事 時期的な意味では全くの偶然だ。昨日、本当に長時間にわたって、議論がなされたようだ。小早川(光郎)委員長の記者会見も読ませてもらったが、7時間に及ぶ議論もあって、もう1回、開催したらどうかというマスコミからの質問もあった。平行線という言葉は使っていないが、そのようなニュアンスのようなものを持ってして、きょうで終わりたいなどというような話も、うかがうことが記者会見の中から感じた。
地方自治という問題に関して、ある意味で10年、20年前とは違う感覚・考え方を持って、議論された部分も大きいんだなというのは思いつつも、結果的には遺憾なことになった。
申し出を却下された翌日に抗告訴訟ということで、偶然であるが、あらためて不退転の決意であらゆる手法を持って、新辺野古基地は造らせない意味合いにおいて、途切れないで、こういった問題を県民や全国の皆さんに、県の決意を示したということは大きなことではないかと思っている。
――国と県が訴訟を提起し合う異例の事態となる。
知事 この話をすると長くなり、1、2分で説明すると誤解を招くのではないかと思っている。いずれにしろ「辺野古が唯一」と言っているところに一番大きな問題があるかと思っている。沖縄の置かれている戦後の基地の歴史も含めて、沖縄全体の歴史も含めて今ある現状について、「一つ勘弁してくださいよ」という話をするわけだが、それを裁判で強権的に進めていく。
戦後のサンフランシスコ講和条約で切り離されたときの米軍による土地の強制接収は大変理不尽なことだった。まさしく70年を経て、今度は米軍ではなく日本政府が銃剣とブルドーザーではないが、強権的な形で海上の強制接収に感じられる。二重三重に裁判をやることは大変残念だが、県の将来、特に子や孫の安心安全を守りながら、日本の安全保障体制を品格のあるものにしてもらいたいという沖縄から切実な願いを話している。その意味では国民全体で日本の安全保障は考えてもらいたいということを申し上げている中で、裁判が二重三重になっているかと思う。
――抗告訴訟の中で、執行停止の執行停止を申し立てる。県としてどれくらいで決定が出ると考えるか。
竹下勇夫弁護士 本来、執行停止は緊急を要すべきものなので、早く出すのが前提だと思う。今回、国が申し立てた執行停止により、工事がすでに始まっている。それを止めるという求めなので、普通の執行停止とは違う要素がないわけではない。非常に大きな論点を含む訴訟なので、私どもとしても、従来の執行停止の手続きと同じようなものでいいのかどうかということもある。通常の執行停止の早さとは若干違うことになるかもしれない。
――めどは持っているか。
竹下弁護士 最後は裁判所がどういうふうに進めるかに関わってくる。例えば、執行停止の中でも口頭弁論の手続きを行うか、行わないかという議論もあり、進み方が異なってくると思う。仮に口頭弁論が必要な重要な執行停止の問題であるなら、若干長くなるかもしれない。進め方によって違ってくると思っている。
――国地方係争処理委員会の却下決定に対する訴訟を起こすこともできる。選択肢とするか。
知事 これから弁護士と相談し、やっていく。
竹下弁護士 最終的には弁護団と県と協議した上で決めたい。現段階では昨日の小早川委員長のブリーフィングしか見ていない。正式に通知される書面をきちんと検討した上で、弁護団としてどういう意見を出すか決めたいと思う。現段階で、訴訟を提起するかしないか、どちらか固まっているというものではない。
――国地方係争処理委員会は全会一致でなく多数決だった。却下に関して少なくとも1人の専門家は却下すべきではないという考えだ。どう受け止めるか。
知事 却下されるのではないかという話をする方が多くて、それでも私たちからすると県の主張が正しいということで申し出た。その中での議論が3回は数えたということ。なおかつ、3回目において7時間に及ぶ議論をして、なおかつ多数決になったということは、やはり地方自治法の20年以前と20年以内と、その中でいろんな経緯を経て、意味合いがご理解いただけた。
行政法の関係者の専門家が100人ほど同じような考え方を持ってる方がいるので、そういう中で委員の中に、強くそれを主張する人がいるのは、そういった結果の中では将来を見通せるものが出ているのかなと。残念ながら多数決でそういう結果になったので、その点では遺憾には思うが、今おっしゃっている1人2人、意見を強くおっしゃった方がいるというのは敬意を表したい。
――係争委で却下されたことで、今回の抗告訴訟は非常に知事としては移設を止める上で非常に重要な手段になってくる。
知事 あらゆる手法を尽くして新辺野古基地を造らせないという意味で、可能性のあるものは全部やっていくということで抗告訴訟を提起した。裁判は、どちらも勝算を持ってやるだろうし。法律的な意味合いは弁護士にお願いしたいが、個人的な僕の思いだけにとどめる勝算なら、当然のことながら県の主張していることは私どもからすると正当な権利だと思っているので、必ず理解いただけると思っている。
――今後、移設を止める手段について。
知事 これは総合力だ。法廷もあるだろうし、いろんな集会とかもあるだろうし、こういったいろいろなものの重なり合いで、多くの国民にも理解してもらって。今年国連にも行ったが、世界的な視野で今の日米安保体制、そしてどういう形でそれが維持されているのか。日本本土の方にも日米安保体制の品格、日本の民主主義、地方自治を裁判を通じて多くの方々に注目をしてもらってご理解をいただくというのも、この1年間振り返っても相当の、私は、日本国民全体の理解と海外への浸透があったと思う。継続していく裁判の法廷闘争は、裁判のあるべき結論も大切だが、それをやることによって多くの国民や県民に理解していただく、共有していただく中で、この問題は必ず、私たちの思いと一緒になって解決していくものだと思う。
――来年は、裁判と並行して宜野湾市長選など重要な選挙もある。裁判が並行することが選挙にどう影響していくと考えるか
知事 裁判と選挙が一緒になることはどうなんだろうか。それと絡めて考えたことがないので、どういう影響を及ぼすとか、そういうことは私の頭の中にはない。裁判は裁判として、選挙は選挙として、それ以外のもろもろはそれ以外のもろもろ。その集大成が、今言う県民の力、国民の力に、ご理解いただくものがあれば、最終的には私たちの考えがご理解いただけると思う。
――基地問題をめぐり、県が国を提訴するのは初めてだと思う。背景をどのように考えるか
知事 心情的に言わせてもらうと、やむにやまれずだ。私の歴史認識を含め、戦後の成り立ち、そして今の日米安保体制の現状、沖縄の過重な負担。なおかつ一連のこの1~2年の経緯でも、私が当選してもお会いをしてもらえない。その中で私たちからすると、強権的な一つ一つの手法。こういったものを考えると、県民の誇りと尊厳を守る意味からすると、やむを得ないものだと私は思っている。
それともう一つは、そういうものを置いておいても、今沖縄の状況は、いわゆる本来国のあるべき姿とか、地方自治とか民主主義という意味からも、客観的に結果的に厳しい状況だろうと。今のままだと日本は一体どうなるのかという思いがある。日本という国をある意味で愛しているがゆえに、現状は先行きの厳しさを感じている。沖縄のみならず、日本国全体の厳しい環境になっていくのではないのかなと、私なりの思いはある。
――知事の支持母体「ひやみかちうまんちゅの会」会長の宮城篤実氏が「裁判で勝つか負けるかも大事かもしれないが、一番尊いのは、知事が基地を容認せず、最後まで全力を尽くして闘うことだ」と言っていた。知事はどう考えるか。
知事 まさしく今、オール沖縄、イデオロギーよりアイデンティティーという形で、保守の重鎮である宮城篤実先生がそのように言ったということなら、イデオロギーに基づくことではなくて、県民、日本国全体の中での民主主義、地方自治、あるいはまた自己決定権、こういったこと等を含めると、言うように不退転の決意で思いを遂げていく。それが私たち責任世代の役割だというふうに思っている。確かに厳しい環境にあるが、後ろ姿をしっかりと子や孫に見せることによって、子や孫が自分の生まれた沖縄に誇りや勇気を持って、それぞれの世代にはそれぞれの世代の感覚があるので、今の私たちの責任世代の思いを、彼らが吸収して、彼らなりの思いでもってふるさと沖縄の将来を担うことにつながっていくのであれば、私たちの役割はそこにあるのではないかと思っている。
<社説>[辺野古抗告訴訟]自治と尊厳を守り抜け 2015年12月26日
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=147434
<社説>係争委の却下 「法治」が問われている 2015年12月26日
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-194868.html
12/26 大浦湾2カ所で掘削調査続行 ゲート前70人が抗議
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-195016.html
12/26 原発事故避難者へ支援継続を 県内市民団体、国と県に署名送付へ
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-195242.html
<未来に伝える沖縄戦>偶然の不発弾で助かる 岸本松子さん(84)〈上〉12月26日
http://ryukyushimpo.jp/movie/entry-195324.html
<未来に伝える沖縄戦>人を助ける余裕なく 岸本松子さん(84)〈下〉12月27日
http://ryukyushimpo.jp/movie/entry-195325.html
12/27 「全国高校生平和集会in沖縄」参加の高校生ら70人、シュワブゲート前へ
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-195491.html
12/27 若水献上、健康長寿を祈る 首里城で美御水祭
http://ryukyushimpo.jp/movie/entry-195497.html
<社説>外交文書公開 沖縄統治の手法から教訓を 12月27日
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-195231.html
12/28 辺野古代執行訴訟 県が第7〜第12準備書面を提出 承認取り消しの適法性を再度主張
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-196160.html
12/28 宜野湾市長選世論調査 佐喜真氏、志村氏が横一線
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-196042.html
12/28 シュワブゲート前抗議 年内は今日まで 来年は1月4日午前6時から
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-196055.html
資材の搬入はされているけれども、埋め立て本体工事はまだ始まっていない。ゲート前と海上での抗議行動が工事の進捗を遅らせている。
各地から出ている島ぐるみ会議のバスは1月3日まで休みだが、ゲート前テントには誰かが年末年始中も待機しているとのこと。
一方、辺野古浜のテントは365日お休みなしで座り込みを継続している。1月1日には例年どおり、浜で初日の出を迎え御願(うがん)する。毎年稲嶺名護市長も参加されている。
<社説>日本版CIA 看過できない暴走の危険 12月29日
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-196050.html
12/28 辺野古の海・大浦湾で今年最後の海上行動
http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/d0850449b3fffb167e8b37a91c6b6dbe
12/28 中城海上保安部に海保の過剰規制・暴力行為について抗議の申し入れ
http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/9770c8582969ed8ca1818acaeafa39d4
12/28 環境監視等委員会、今後業者からの寄付受け取らず
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-196054.html
12/29 役場非常勤、育休取得できず 条件困難
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-196195.html
12/30 精神障がい、労災に認定 県内男性の訴え認定
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-196507.html
12/30 「兄は沖縄で死んだ」(高文研) 北海道の童話作家、日本の現実を問うエッセー出版
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-196508.html
12/30 浦添市議会 キャンプ・キンザーの一括返還要請与党提案を可決
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-196506.html
12/30 新基地建設強行 「琉球処分以上だ」半藤一利氏、政府批判
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-196414.html
12/31 米統治下の言論統制、浮き彫り 琉球政府文書3900枚発見
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-196809.html
発見されたのは、1953年1月から56年6月までの間に琉球政府が扱った文書で、出版許可申請書や琉球政府内での決裁書類、米国民政府への照会文(英文)、申請者への許可・不許可の通知文などが事案ごとにまとめられていた。琉球政府文書を保管している県公文書館には所蔵されておらず、県内の男性が自宅で保存していた。
沖縄戦後史の中でも“暗黒時代”と呼ばれる50年代前半に、どのような言論統制が行われていたのか実態を解明するための極めて重要な1次資料だ。
許可申請されていた出版物には琉球大学の学生による「琉大文学」、米国留学経験者がつくる「金門クラブ会報」、ハンセン病療養所・沖縄愛楽園の入所者による琉歌集「梯梧」などもあった。高校生の文芸誌や校内新聞なども申請を出していた。
当時は大学のみならず、高校の文芸誌や小学校のPTA便りまで琉球政府に申請を出し、米国民政府が発効を認めるかどうか判断を下していた。
「琉大文学」は米軍に厳しい弾圧の時代に抵抗の文学を主張し、1952年2月の第8号は書店から回収され、56年には雑誌の同人が大学当局から除籍処分を受けた。当時、学内には米陸軍対敵諜報隊(CIC)の監視があり、大学当局による出版物の事前検閲があった。53年7月に琉球政府に提出された申請書によると、許可の申請者は琉大の胡屋朝賞学長、出版責任者は当時学生の新川明氏で、内容は「創作、詩、随筆、和歌、文芸評論」とされていた。部数は500部。琉球政府は他の雑誌と同様、民政府に対して「配布に先立ち民政府に3部、琉球政府に5部を納めること」などの条件を付けて発行を認めるよう連絡し、民政府が承認して許可された。
<社説>2015年回顧 民主主義問われた1年 諦めず、声を上げ続けよう 2015年12月31日
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-196803.html
後記
国地方係争処理委員会が県の申し出を却下した。地方自治体と国は対等な関係にある。2者間の紛争を解決するための第三者機関とされている係争処理委だが、その機能を果たさなかった。沖縄県は、国交相の執行停止を取り消すための抗告訴訟に踏み切った。辺野古周辺住民も国交相決定の取り消しを求める訴訟を起こした。裁判に持ち込まれている以上、少なくとも判決が確定するまでは工事を止めるのが筋である。にもかかわらず強行する政府は、理不尽の極みだ。しかし、その理不尽に負けているわけにはいかない。辺野古テント村発行の「NO BASE」を読みながら、県外に住む私がいつも元気をもらっている。
2016年1月5日 月桃子