伝えたい2015年10月沖縄

 

10/1  承認取り消し7日以降  知事「丁寧に対応した方がいい」

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249778-storytopic-3.html 

 

    「法律的な意味合いからもいろいろなことが起こりうる」と知事は慎重姿勢。

 

 

 

<社説>環境補足協定 外交の「欠落」は救い難い 2015101

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249755-storytopic-11.html 

 

 

 

10/1  米海兵隊オスプレイ、県内配備3年  安全性懸念払拭されず 運用制限超えも頻繁

 

    オスプレイが普天間飛行場に強制配備されて、1日で3年を迎えた。2012101日に12機が配備され、139月にさらに12機が追加配備され、現在24機が常駐している。政府が打ち出した佐賀空港への暫定移駐は実現していない。宜野湾市の飛行状況目視調査では、今年8月末時点で約3076回の離着陸を記録した。市の目視調査は平日の午前830分から午後515分の間しか実施されていない。夜間飛行などを加えると実際の数値はさらに上回る。

 

配備当初、日米で合意された航空機騒音規制措置(騒音防止協定)は守られていない。午後10時を超える飛行はたびたび確認されている。930日もオスプレイ1機が午後1014分ごろに普天間飛行場に着陸した。ことし5月に、同型機がハワイで墜落し乗員2人が死亡した。河野統幕長は「オスプレイの不安全性を煽るのは一部の活動家だけだ」と米高官に語ったが、県民の安全性への懸念は払拭されていない。

 

 

 

10/1  与那国、台風21号被害 仮設住宅の設置検討

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249830-storytopic-1.html 

 

借家が全壊した住民は、当分はテントで生活するという。行政の支援は「いつになるかわからない」。台風で自宅の窓ガラスが割れ、家の中に風が吹き付け雨で畳がびしょぬれになった住民は、「まさかこんなことになるとは。離島だから窓ガラスの修理も時間がかかる。大変だ」。乾かすため畳を取り外した家の中で、孫ら家族6人で寝泊まりする。

 

 

 

10/1  県内の自治体、非正規職員4割超  県労連と自治労連調査 

 

県労連と自治労連県事務所は、県内の自治体が雇用する非正規職員(臨時・嘱託)の賃金・労働条件などのアンケート調査を実施した。全自治体職員数(16,257)に占める非正規(11,718)の割合は41.9%。2007年に比して11ポイント上昇。非正規職員の比率が50%を超えている自治体は全41市町村のうち16市町村。非正規職員の平均時給(全職種)は861円だった。

 

 

 

10/1  新聞関係者ら不戦の誓い 「戦没新聞人の碑」で慰霊祭

沖縄戦で新聞発行業務に従事し、戦争の犠牲になった新聞人14人の名前を刻んだ「戦没新聞人の碑」(那覇市若狭)の前で930日慰霊祭が開かれた。参加者の一人は「新聞が戦前戦中に国家に加担し、戦争を勧めてきた事実への反省と、二度と戦争をしない、という思いを共有したい」と述べた。安保法制が可決される中、「戦争のために二度とペンやカメラを取らない。輪転機を回さない」という戦後、新聞社が掲げてきたモットーを再確認した。

 

 

 

10/1  沖縄戦民間被害賠償訴訟 PTSD診断書提出

 

沖縄戦に巻き込まれた住民や遺族ら79人が国に謝罪と損害賠償を求めた訴訟の弁論が930日、那覇地裁で結審した。最終弁論を前に原告側は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)など戦争が原因の精神被害が認められた37人の診断書と鑑定書を提出した。診断書は、精神科医の蟻塚亮二医師による。蟻塚氏は、「時間的関係で原告79人のうち39人しか診察できなかったが、精神被害がある人はさらにいるだろう」と語る。判決は来年316日。原告団長は「戦後処理をしない政府に疑問を持つ。国民のことを思った判決をしてほしい」と話した。

 

 

 

10/1  産婦人科医師夫妻、県立北部病院産婦人科に赴任 10年ぶりに定数の4人体制に

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249835-storytopic-1.html 

 

    同院は当面、診療制限は継続するが、4人体制が安定すれば緩和も検討する。

 

 

 

10/2  シュワブゲート前早朝、警察官ら市民をごぼう抜き 工事車両約15台基地内へ

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249847-storytopic-3.html 

 

海上では、フロートやオイルフェンスを張る作業が行われている。それを止めようと、終日カヌーによる抗議行動が続けられている。

 

 

 

10/2  沖縄観光コンベンションビューロー、観光ターミナル新設検討 観光窓口とレンタカー集積

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249824-storytopic-4.html 

那覇空港からシャトルバスを運行し、観光ターミナルでレンタカーの手続きや観光案内などワンストップサービスを提供する。レンタカー1,000台やバス100台収容の大型駐車場を整備。

 

 

 

10/2  県内求人倍率0.86  復帰後の最高値更新

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249850-storytopic-4.html 

 

沖縄労働局が2日に発表した8月の県内有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.02㌽上昇の0.86倍。復帰以降の最高値を更新したが、埼玉県と同率で全国最下位だった。全国の8月有効求人倍率は、前月比0.02㌽上昇の1.23倍。県統計課が同日発表した8月の県内完全失業率(原数値)は5.0%。総務省が同日発表した8月の完全失業率(季節調整値)は、3.4%だった。

 

    県内求人7割が非正規

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249881-storytopic-4.html 

 

    県内求職者の72%が正規雇用を希望しているのに対し、正規の求人は28.7%。非正規の求人が71.3%を占める。

 

 

 

10/2  「安保法廃止を!」「辺野古新基地にも反対」都心で集会

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249876-storytopic-3.html 

 

 

 

<社説>防衛局聴聞欠席 あまりにも不誠実な対応だ 2015102

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249828-storytopic-11.html 

 

 

 

10/2  米下院、国防権限法最終案「辺野古が唯一」は撤回  賛成多数で可決

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249894-storytopic-3.html 

 

 

 

10/2  自民党、報道圧力発言で木原稔氏1年の役職停止から3カ月に処分軽減 安保法成立で一変

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249875-storytopic-3.html 

 

ジャーナリストの斎藤貴男さんは「自民党は何をやってもいいと表明したようなものだ」と批判。政治評論家の森田実さんは、言論の自由を軽視した行為への処分がそもそも軽すぎたと強調し、今回の「朝令暮改」に唖然。「かつての自民党もいい加減な体質はあったが、中枢の政治家は筋を通していたのに」と憤る。琉球新報編集局長は、「処分軽減は、政治圧力により言論・報道の自由を脅かしたことへの自民党の反省の浅さを物語る。安保国会を乗り切るためのご都合主義にほかならず、国民を欺く背信行為だ。反省なき処分軽減は断じて容認できない。強く抗議する。」

処分軽減に知事「自民の体質」 「(言いたいことを)34割は言っていない。真実を言えば言うほど、バッシングがある」

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249932-storytopic-3.html 

 

 

 

<社説>報道圧力処分軽減 国民、県民を愚弄している 2015104

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249929-storytopic-11.html 

 

 

 

10/2  シュワブ内レンジ10で実弾射撃訓練による山火事 

 

    約5千平方㍍の面積が焼けた。県内米軍基地での山火事発生は今年に入って10件目。

 

 

 

10/3  米空軍C130輸送機、アフガニスタン東部ジャララバード空港で墜落 11人死亡

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249882-storytopic-1.html 

 

    米兵6人、民間人5人の計11人が死亡した。事故原因は調査中。

 

 

 

10/3  漁港埋め立て、美謝川水路切り替え 防衛局「仮設のものゆえ、協議は不要」 県は反発

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249883-storytopic-3.html 

 

県海岸防災課によれば、沖縄防衛局は埋め立て本体工事の実施設計協議で、辺野古漁港の埋め立てや美謝川の水路切り替えは「仮設のもの」だから県との協議は不要だと主張している。県は、設計概要に書かれた工事は全てが協議の対象だと念押しする文書を防衛局に送付した。

 

 

 

10/3  シュワブゲート前での逮捕男性釈放

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249904-storytopic-1.html 

 

922日の抗議行動中に公務執行妨害の容疑で逮捕、拘留され102日に釈放された韓国人の男性が、帰国を前に妻や糸数慶子参院議員らとともにゲート前を訪れ、あいさつした。     男性は、警察官を蹴ったとされるのは妊娠中の妻をかばうためだったと主張。「警察からは『妊娠している人間がなぜゲート前にいたのか』とも言われたが、妊婦でも辺野古で闘いたい。赤ちゃんが生まれたら必ずこの場所に座ると思う」と述べ、拘留中の支援に感謝した。

大浦湾の海上では、沖縄防衛局の作業船が浮具(フロート)を設置する作業を進めている。辺野古崎から長島の間に前日フロートが設置された。フロートはまだ一重だが、今後オイルフェンスを間に挟んでフロートを二重三重にすることが予想される。カヌー隊28隻が設置作業に抗議し、作業員とカヌー隊がロープを引っ張り合う場面もあった。

 

 

 

10/3  あす不発弾処理 那覇市与儀周辺 避難対象1700人超

 

    ことし8月に見つかった米国製5㌅艦砲弾1発。避難区域は半径156㍍、610世帯74事業所、約1710人が対象。

 

    那覇市与儀で不発弾処理 約1710人に避難指示(10/4

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249946-storytopic-1.html 

 

 

 

10/3  全国県人会 「新基地阻止へ団結」 知事にエール続々 寄付の呼び掛けも

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249931-storytopic-3.html 

 

全国18の沖縄県人会が集まり、「新基地を造らせない、沖縄の諸問題解決に一致団結しよう」と、本土在住のウチナーンチュとして新基地反対の姿勢を打ち出した。県人交流会は本土の県人の情報交換が主目的で、政治的問題には触れてこなかった。しかし、前回開催の兵庫で「米軍基地撤去を求める県・県民と行動を共にする」とのアピールを全会一致で採択して基地建設反対の姿勢を打ち出した。

 

 

 

10/4  マイナンバー事前手続き、県内市町村、完了3 

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249930-storytopic-1.html 

 

 

 

10/4  島ぐるみ会議、発言機会もつ「国連NGO」の資格取得を目指す

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249972-storytopic-3.html 

 

    国連人権理事会特別報告者の沖縄への公式訪問を要請することも検討

 

 

 

10/5  福建師範大学の中琉関係研究所、三山時代の冊封使の記録など新資料200件を発見

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-249969-storytopic-6.html 

 

交流初期の三山時代(1300年代後半~1429年尚巴志の三山統一まで)から中国皇帝が琉球を重視していたことが分かった。

 

 

 

10/5 「 二見以北住民の会」が久辺3区への政府直接交付金に抗議 首相、防衛相宛抗議書送付

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250010-storytopic-3.html 

 

普天間「移設」先への直接交付金は、「地域住民を愚弄する露骨で悪質な分断策だ」「県と市を飛び越えた交付金で、政府は『地元は賛成している』と誤ったメッセージを送っている」と指摘。

 

 

 

10/5  学校周辺上空での米軍機の飛行中止を求める要請、県内10大学長連名で

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250006-storytopic-1.html 

 

 

 

10/5  ハワイ州議員辺野古視察 「オバマ氏も海見て この海は後世に残すべき」

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250049-storytopic-3.html 

 

 

 

10/5  「自衛隊配備に反対」宮古島市民ら16000筆署名提出

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250032-storytopic-3.html 

 

「止めよう『自衛隊配備』宮古郡民の会」と、「宮古島・命の水・自衛隊配備について考える会」が、下地敏彦宮古島市長に署名簿提出。

 

 

 

10/5  TPP「国会決議に反する」JA沖縄中央会長が声明

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250028-storytopic-4.html 

 

「報道されている通り農畜産物の関税水準を大幅に引き下げる内容となっているのであれば、農産物重要5項目の関税を守るとした国会決議に違反することは明白だ」。

 

 

 

<社説>TPP大筋合意 農業に深刻な打撃 国会承認は許されない 2015107

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250077-storytopic-11.html 

 

 

 

10/6  うるま市議会、辺野古新基地断念求める意見書可決

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250053-storytopic-3.html 

 

うるま市議会は、名護市辺野古で埋め立て工事を強行する政府への抗議、辺野古新基地建設の断念と普天間基地の即時閉鎖・撤去、オスプレイの配備撤回を求める意見書を1511(退席2、欠席1)の賛成多数で可決した。意見書の宛先は首相、外相、防衛相など。

 

 

 

10/6  県男女共同参画センター「てぃるる」女性史パネル展「沖縄の今を築いた女性たち」

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250054-storytopic-6.html 

 

 

 

10/6  東村と大宜味村「島ぐるみ会議」、北部訓練場返還要請  国頭村長「基地の隣に世界自然遺産はいびつ」

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250054-storytopic-6.html 

 

東村と大宜味村の「島ぐるみ会議」代表らは、世界自然遺産登録のため北部訓練場の無条件の全面返還を政府に求める要望書を国頭村長に提出。宮城村長は、「私の一存では厳しい。村民の中には皆さんと同じ意見、そうでない意見もあると思う」と答える。

 

 

 

10/6  F16、嘉手納基地に12機追加配備 米オクラホマ州空軍 兵員200名も「暫定配備」

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250076-storytopic-3.html 

 

嘉手納基地には、ことし1月にウィスコンシン州の州兵空軍所属のF16戦闘機12機が配備。6月からはバーモント州空軍のF16が暫定配備されていた。現在は外来機は確認されていない。米州空軍機の嘉手納基地配備はことしに入って3回目。周辺自治体は外来機の配備に「負担増加だ」と訴える。州空軍の主任務は自国の防衛と災害対応。

 

    地元自治体の意見を聞くことなく、飛来日時や期間も明らかにされないまま、州軍機の暫定配備が実施される。

 

    嘉手納爆音訴訟団、抗議集会(10/9

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250236-storytopic-1.html 

 

 

 

10/6  米軍と自衛隊、沖大東島を恒常的に共同使用

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250078-storytopic-3.html 

 

北大東村の「沖大東島」は米軍射爆場として使用されている。日米合同委員会は、沖大東島と周辺水域・空域を自衛隊が恒常的に共同使用することに合意した。自衛隊による県内米軍施設の恒常的な使用は、065月の米軍再編ロードマップ(行程表)合意以降、キャンプ・ハンセンで実施されている。

 

 

 

10/6  山城博治氏ゲート前に「きょうから現場復帰だ」「必ず工事止める」

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250082-storytopic-3.html 

 

    「でも、無理はしないで」

 

 

 

10/7  辺野古埋め立て承認取り消しへ、県「聴聞」  防衛局現れず

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250085-storytopic-3.html 

 

向かいの机に座るはずの沖縄防衛局職員は1人も現れず、それでも県職員は通告している正午まで待ち続けた。(全国メディアはこの写真を報道してほしかった)

 

 

 

10/7  県、平和の碑刻銘者をデーターベース化

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250079-storytopic-1.html 

 

    刻銘者数はことし6月時点で241336人。

 

 

 

10/7  ノーベル医学生理学賞受賞の大村智氏 「大村先生は沖縄の恩人」中頭病院の座覇さん

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250101-storytopic-1.html 

 

    イベルメクチンは、オンコセルカ症(河川盲目症)やリンパ系フィラリア症(象皮症)の特効薬だが、国内では疥癬症や沖縄や奄美大島に多い糞線虫症などの治療薬をしても使用されている。

 

    イベルメクチンの治験に参加した座覇さんは「糞線虫症はいったん症状が出ると致死率が高い。薬によって救命できた人たちがたくさんいる」と受賞を喜んだ。

 

 

 

10/7  伊江村ユナッパチク壕での「集団自決」(強制集団死)と戦争トラウマ「真実を知って」 体験記

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250106-storytopic-5.html 

 

 

 

10/7  島尻安伊子氏、沖縄北方担当相に

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250075-storytopic-3.html 

 

    島尻氏、辺野古推進を強調

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250125-storytopic-3.html 

 

島尻氏は20107月の参院選で「(普天間)固定化のシナリオを止めるため、県民世論である県外移設を求める」と公約して再選を果たした。だが134月の参院予算委員会で「沖縄の発展のため、(辺野古移設を盛り込んだ)日米合意に基づいて進んでいくことが道だ」などと強調し、移設容認に転じた。また、142月の参院予算委で、反対運動を事前に押さえ込むよう政府に対策を求める発言をした。今年4月に自民党県連会長に就任した際には、辺野古で続く抗議行動を「責任のない市民運動だ」と評した。

 

 

 

10/7  国際環境NGOFoE Japan」など181団体共同声明 知事承認取り消し支

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250130-storytopic-3.html 

 

    声明では政府に対し、翁長氏が承認を取り消した際は「建設に伴う作業の中止と(行政不服審査法に基づく審査請求などの)対抗措置を取らないことを強く求める」とした。

 

 

 

10/7  「辺野古ゲート前行動を強化する緊急県民集会」那覇で「チバリヨー翁長知事」取り消し支援

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250129-storytopic-3.html 

 

1944年の「1010空襲」直前に生まれた71歳の参加者は沖縄戦でおじを失った。「家族は空襲のたびに壕に隠れ、毛布にくるまっておびえていたと聞いた。地上戦を経験した沖縄にこれ以上の米軍基地はいらない」と語った。

 

 

 

10/7  デービッド・イゲ米ハワイ州知事、初来沖 

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250127-storytopic-1.html 

 

「めんそーれ」「アロハ」。県系3世のイゲ知事は「沖縄の家族と出会い、ビジネス、教育、文化交流の大きな機会をつくることを楽しみにしている」。

 

 

 

10/8  辺野古事前協議 国、打ち切り示唆

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250126-storytopic-3.html 

 

前知事による埋め立て承認時に、県は「留意事項」として、本体工事に着手する前に実施設計と環境保全策について県と事前協議するよう防衛局に求めていた。防衛局は県に対し6日送付した文書で、事前協議の全質問を8日までに提出するよう求めた。事実上の事前協議打ち切り示唆と受け取れる。

 

事前協議書は724日ボーリング調査が終了していないにもかかわらず提出され、県が取り下げを求めたが防衛局は拒否した。

 

 

 

10/8  沖縄防衛局調査 普天間オスプレイ飛行倍増  市民ら「負担軽減に逆行」

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250128-storytopic-3.html 

 

 

 

10/8  名護市、区事業予算ネット公募 全国初、まちづくり活用

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250168-storytopic-4.html 

 

新事業は「名護市ふるさと納税クラウドファンディング事業補助金」で、区の提案事業の中から寄付者が支援したい事業を選び、ふるさと納税として市に寄付する。集まった寄付金は、市が事業を実施する区に補助金として交付し、区が活用する。

 

 

 

10/8  ヤマネコ保護に竹富町と対馬市が共同宣言 イリオモテヤマネコとツシマヤマネコ

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250150-storytopic-5.html 

 

    日本国内で野生のヤマネコが生息するのは、竹富町西表島と長崎県対馬のみ。

 

 

 

10/9  沖縄・ハワイ、友好永遠に 姉妹提携式典30周年で

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250197-storytopic-1.html 

 

    イゲハワイ州知事は県系3世。イゲ知事は那覇大綱引きを視察。

 

 

 

10/9  米軍牧港補給地区の倉庫群移転で、防衛局が沖縄市へ受け入れを要請

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250230-storytopic-3.html 

 

沖縄防衛局は、浦添市の米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の倉庫群を沖縄市の嘉手納弾薬庫知花地区へ移設する計画について受け入れを要請。

 

防衛局は昨年から、嘉手納弾薬庫知花地区での黙認耕作地の撤去を迫っている。

 

(嘉手納より南の米軍施設・区域の返還統合といっても、そのすべてが沖縄県内へ移設されるにすぎない。県民感覚として「沖縄の負担軽減」にはなりえない。)

 

 防衛局、嘉手納弾薬庫の黙認耕作地「撤去を」2014124

 

 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-218300-storytopic-3.html 

 

 

 

10/9  子どもと教科書を考える八重山地区住民の会、中学校教科書選定と採択のやり直しを求める

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250191-storytopic-7.html 

 

    16年度教科書選定の教員推薦 廃止は八重山のみ 住民の会声明

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250238-storytopic-7.html 

 

声明は、「八重山の協議会は委員8人中5人を教育委員が占めており協議会の独立性が侵されている。教委を一人も入れない那覇地区とは対照的で公平性を欠く」「選定の基本となる調査員の報告書が全く反映されていない。協議会の恣意的な選定への道を敷くもので調査員の専門性をないがしろにしている」と指摘している。

 

 

 

10/9  戦前・戦時下の台湾とフィリピン 県出身者の暮らしや戦争を伝える特別企画展 県平和資料館

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250192-storytopic-1.html 

 

特別企画展「戦後70年伝え残す記憶 ウチナーンチュが見た戦前・戦時下の台湾・フィリピン」県平和祈念資料館企画展示室で1210日まで。入場無料。

 

 

 

10/9  児童虐待、県内478件 14年度、37%増で最多

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250169-storytopic-1.html 

 

    ネグレクト(育児放棄)が最も多く185

 

    (全国的な問題として、貧困と子どもの虐待との相関関係が論じられている)

 

 

 

<金口木舌>「1億総」の時代か  109

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250164-storytopic-12.html 

 

 

 

10/10 国、辺野古本体工事事前協議について 質問期限を撤回 「できる限り速く」に変更

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250217-storytopic-3.html 

 

 

 

10/10 「1010空襲」から71年 

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250216-storytopic-1.html 

 

    1010空襲慰霊祭 「戦争がいかに愚かなことか」語り継ぐ決意

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250261-storytopic-1.html 

 

 

 

10/10 琉大に台風専門家2

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250241-storytopic-1.html 

 

 

 

10/10 ヤギ乳生産の「はごろも牧場」、「沖縄ヤギ王国」開園へ  中城村と連携

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250232-storytopic-4.html 

 

 

 

10/10 東村、定住促進住宅  6年間で1000人移住

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250255-storytopic-5.html 

 

    東村の人口が91日現在で1870人。

 

 

 

10/10 <未来に伝える沖縄戦>輸送船員として徴用 佐久川政喜さん(89)上

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-250242.html 

 

 

 

10/11 <未来に伝える沖縄戦>集団死の悲劇、壕で目撃 佐久川政喜さん(89)〈下〉

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-250266.html 

 

 

 

10/11 東京でも人民党監視 古堅実吉さん尾行記録 米秘密文書で判明

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250253-storytopic-1.html 

 

    1961年当時、琉球政府立法院議員で、沖縄人民党所属だった古堅実吉さん(86)が上京した際に米軍諜報機関が尾行していた記録が米公文書で残されている。資料は、米国立公文書館に保管されていた米軍諜報機関作成の秘密指定文書(通称・IRR文書)。県公文書館が米国で収集し、同館にも収蔵されている。 古堅さんは「もはや占領下でもない本土で、このような監視活動が許されていいのか。まるで犯罪者扱いだ。政治活動や市民運動は本来、自由に認められた行動だ。監視は許されない」「県民、日本国民に対し、日米両政府による許し難い人権侵害行為が過去から継続していることも、今回の文書で浮き彫りになった」と批判した。

 

 

 

10/11 那覇大綱引き 世界一の迫力

 

    http://ryukyushimpo.jp/movie/prentry-250301.html 

 

    那覇大綱挽は、琉球王国時代の那覇四町綱の伝統を引き継ぐ、長い歴史を有する沖縄最大の伝統文化催事。地方の農村行事としての綱引きが、稲作のための雨乞い・五穀豊穣・御願綱を起源とするのに対し、町方(都市)の綱として、交易都市那覇を象徴する大綱挽。明治以降は、お祝い綱として幾度も開催されたが、1935年(昭和10年)を最後に途絶えていた。戦後、沖縄の祖国復帰の前年1971年、時の平良良松那覇市長により市制50周年記念事業として「1010那覇空襲」の日に復活した。

 

 

 

10/11 帆かけサバニ 名護市瀬嵩の浜から北周りで8日間かけて本島一周へ

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250280-storytopic-1.html 

 

    10日に予定されていた瀬嵩浜での帆かけサバニ出発式は、天候が悪く延期されていた。

 

 

 

10/11 県系移民の歴史学ぶ ブラジル3世が浦添市の小学校で授業

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250276-storytopic-7.html 

講師は浦添市南米移住者子弟研修生で、7月に来沖したブラジル3世の二人。

 

2人は、沖縄から1908年に移民船「笠戸丸」に乗って県出身者らがブラジルに移民したことなどを伝えた。船で51日間かけてブラジルにたどりついたものの、コーヒー畑の仕事ではなかなかお金がたまらず苦労したこと、今では日系人が約160万人いることを説明した。

 

 

 

10/11 13日に翁長知事、承認取り消し正式決定

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250283-storytopic-3.html 

 

 

 

10/12 防衛局、辺野古・大浦湾にオイルフェンスを再設置  カヌー隊、抗議船が監視・抗議

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250315-storytopic-3.html 

 

    沖縄防衛局が11日に再設置したとみられる。

 

(翁長知事が13日に承認取り消し正式決定、と11日午後報じられているのとほぼ同じときにオイルフェンス再設置。沖縄防衛局からの「全面対決」の意思表示以外の何物でもありません。)

 

 

 

10/12 知事、13日午前記者会見  辺野古承認取り消し 移設阻止へ

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-250299-storytopic-3.html 

 

 

 

10/13 県、防衛局に承認取り消し文書を直接手渡す

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-153088.html 

 

    県土木建築部の職員らは13日午前955分ごろ、沖縄防衛局を訪れ、翁長雄志知事が決裁した埋め立て承認取り消しの文書を提出した。県職員によると、文書は防衛局の福島邦彦調達部次長に直接手渡した。

 

 

 

10/13 【号外】辺野古承認取り消し 知事、新基地建設を阻止  

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-153076.html 

 

    

 

<知事取り消し声明>

 

   本日、普天間飛行場代替施設建設事業に係る公有水面埋め立

 

   て承認を取り消しました。

 

     県は、去る7月16日、埋立承認の法律的な瑕疵(かし)を検証する第三者委員会の検証結果報告を受け、関係部局において内容等を精査したところ、承認には取り消しうべき瑕疵があるものと認められたことから、承認取り消しに向けた意見聴取および聴聞の手続きを行ったところであります。

 

     聴聞手続きにおいて、沖縄防衛局長から、陳述書が提出されたところですが、聴聞の主宰者からの調書、報告書の内容についても十分に参酌して、予定される不利益処分について検討しました。

 

     その結果、承認取り消しが相当であると判断し、本日付で、沖縄防衛局長に対し、公有水面埋め立て承認取り消し通知書を発出したところであります。

 

     今後も、辺野古に新基地は造らせないという公約の実現に向け、全力で取り組む考えであります。

 

   知事一問一答  声明後の記者質問 

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-153397.html 

 

 

 

10/13 シュワブゲート前市民、知事の取り消し決定に歓喜

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-153085.html 

 

    「知事と現場が一体となって闘い続ける。私らは負けない」

 

 

 

10/13 日弁連会長声明 「承認取り消しは法的に許容される」

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-153621.html 

 

 

 

10/13 名護市教委 辺野古崎「碇石」調査を開始

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-153623.html 

 

    調査日程は26日から30日までの予定。碇石発見現場は仮設岸壁の建設予定地。今後、調査範囲の拡大や調査日程の延長が検討されると、埋め立て工事に影響する。

 

    (碇石は琉球王朝時代に琉球船や中国船のイカリの重りに用いた石。文化財に指定されている)

 

 

 

10/14 ヘリ基地反対協緊急声明 「取り消しを全面的に支持」

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-153745.html 

 

    安次富浩共同代表は「(取り消しを)全面的に支持し、これまで以上に知事を全力で支えていく」と話した。その上で、「国が弱い立場の国民を訴えるのは許されない。民主主義が滅ぶ」と批判。 「全県・全国・全世界の皆さん、沖縄が孤立しないよう辺野古の座り込みに参加してください」と呼び掛けた。

 

 

 

10/14 シュワブゲート前に500人  知事取り消し「これからが新たな闘いだ」

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-153788.html 

 

    14日は水曜日で、議員団の早朝行動の日。

 

 

 

10/14 知事承認取り消し 国は知事取り消しの執行停止申請へ

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-153620.html 

 

    取り消しで辺野古新基地建設作業の法的根拠が失われ、防衛局は同日から作業を停止した。

 

一方、中谷元・防衛相は同日の記者会見で「誠に残念。承認に瑕疵はない」と述べた上で、承認取り消しの無効化を求める審査請求と、その裁決まで取り消しの効果を止める「執行停止」を国土交通相に「速やかに行う」と表明した。防衛局は14日に申請する段取り。国交相は12週間で取り消しを執行停止する可能性がある。その場合、国は工事を再開できるため、県と政府は最終的に取り消しの有効性をめぐり法廷闘争に入る可能性が高い。

 

 

 

10/14 国、取り消し執行停止申し立て  沖縄防衛局、国土交通相に申請

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-153820.html 

 

    防衛省は14日午前1130分ごろ、国土交通省に対して、取り消しは無効だとして、行政不服審査法に基づく不服審査請求と、承認を取り消した知事の効力を一時停止する執行停止申立書を提出した。

 

 

 

<社説>承認取り消し 民意実現の出発点に 政府は新基地断念すべきだ 20151014

 

    http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-153618.html 

 

 

 

10/14 横田基地配備米空軍CV22オスプレイ、沖縄で訓練  公式に通告

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-154219.html 

 

    沖縄防衛局が県に伝えたところによると、米軍が横田配備に向けて取りまとめた「環境レビュー」では、横田基地に配備される予定のCV22が沖縄で「射撃場を利用する」と記載されている。他に三沢、東富士、グアム、韓国も利用すると記されていた。日米両政府が横田配備のオスプレイが沖縄で訓練することを公式に認めたのは初めて。

 

    CV22は特殊作戦に使用される。読谷村の米陸軍トリイ通信施設に拠点を置く特殊作戦部隊は、嘉手納に拠点を置く米空軍第353特殊作戦群と行動を共にしている。特殊作戦部隊が駐留しているのは、アジア太平洋地域ではトリイとグアムだけで、CV22の沖縄飛来は常態化するとみられる。CV22MV22よりも事故率が高く、最新の事故率はMV2210万時間当たり2.12件に対し、CV227.21件と約3倍。横田基地へのCV22オスプレイ配備は17年に3機、数年内に7機を追加配備し、最終的には計10機態勢となる計画。

 

    嘉手納基地周辺住民からは外来機飛来の続く中、反対や不安の声が上がる。嘉手納基地では14日も早朝からF15戦闘機が離着陸を繰り返し、住宅地上空を低空飛行したり旋回したりして騒音を響かせた。岩国基地所属の米海兵隊AV8Bハリアー攻撃機4機や普天間のAH1ヘリも飛来した。

 

   防衛局詳細説明せず 北部市町村担当者ら困惑

 

    沖縄防衛局は14日、北部各市町村を訪れ米空軍CV22オスプレイの県内での訓練実施を通知したが、各市町村は詳しい情報が分からないとして困惑している。名護市への説明では「沖縄本島で訓練する」と具体的な基地への言及はなかった。東村では急な訪問のため担当課長は会議中で、説明を聞けなかった。宜野座村の担当課も「飛行ルートなど詳しい情報がほしい」。

 

    伊江村の住民は「怒りで爆発しそうだ。住民はあきらめるしかないのか」。東村高江の区長は「事故などが心配だ。これ以上騒音を増やしてほしくない」と語る。

 

   社民・護憲会派、CV22の沖縄訓練撤回を県へ申し入れ(10/16

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-155193.html 

 

 

 

10/15 岩国基地騒音訴訟 山口地裁岩国支部判決 飛行禁止を認めず 過去騒音被害に賠償命令

 

    http://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-154422.html 

 

    自衛隊機や米軍機の夜間・早朝の飛行禁止などを国に求めた訴訟で、山口地裁岩国支部(光岡弘志裁判長)は飛行差し止めの訴えを退け、過去に発生した騒音被害に限って賠償を認めた。

 

    米軍再編によって2017年に予定される厚木基地からの米空母艦載機移駐の差し止めやMV22オスプレイの飛行差し止めなどの訴えも認めなかった。

 

    第4次厚木基地騒音訴訟の東京高裁判決では、夜間早朝の自衛隊機の飛行を禁止したにもかかわらず、今回の判決は後退した感がある。

 

 

 

10/15 土砂搬出反対署名5万筆を提出 首相あて

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-155049.html 

 

    沖縄防衛局が埋め立て土砂を採取する予定地の市民団体などでつくる「辺野古埋め立て土砂搬出反対全国連絡協議会」が5月から1010日頃まで呼び掛け、全国から寄せられた署名52429筆を首相あてに提出。防衛省、環境省、経済産業省の担当者に対し、土砂の採取断念を求める要請行動も実施した。

 

 

 

10/15 防衛局、辺野古工事で オカヤドカリの捕獲・移動を県に申請

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-154917.html 

 

    オカヤドヤリ類は国指定天然記念物。辺野古新基地と作業ヤード建設予定地での防衛局の2008年度の調査で、1189匹の繁殖個体が確認されていた。

 

 

 

10/16 F16の配備中止を 三連協、嘉手納基地に要請

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-155670.html 

 

    北谷町、沖縄市、嘉手納町でつくる嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)の首長らは16日、米空軍嘉手納基地の第18航空団を訪れ、米オクラホマ州タルサ空軍基地所属のF16戦闘機を嘉手納基地に配備しないよう強く求めた。米州空軍から外来機が配備されるのは今年3度目。

 

 

 

10/16 子どもの貧困対策 有識者ら政策案まとめる

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-155568.html 

 

    「給付型奨学金の創設」「夜の居場所づくり」「各小学校区に児童館」など

 

 

 

10/16 島尻安伊子氏カレンダー配布 09年公職選挙法違反の可能性

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-155586.html 

 

 

 

<社説>岩国騒音訴訟 何のための裁判制度か 20151017

 

    http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-155561.html 

 

 

 

10/17 米軍構成者犯罪が増加 県警まとめ69月 飲酒禁止の緩和後

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-155578.html 

 

 

 

10/17 県マスコミ労協「聞け沖縄の民意(こえ)-県外国外へ辺野古をどう伝えるか-」 記者ら議論

 

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-156018.html 

 

 

 

10/19 宜野湾市長、防衛局に要請  普天間の騒音対策を

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-156550.html 

 

    市によると、1415の両日に午後10時以降の飛行や住宅地上空の旋回が確認され、市に24件の苦情が寄せられた。

 

 

 

10/19 島ぐるみ会議、来月15日から訪米  承認取り消しと辺野古断念を訴え

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-156432.html 

 

 

 

10/20 宜野湾市民12人、辺野古取り消し無効確認を求め提訴

 

    翁長知事の辺野古埋め立て承認取り消しは違法だとして、承認取り消しの無効確認と損害賠償を求めて那覇地裁に提訴した。

 

 

 

10/20 辺野古環境監視等委員会3委員に受注業者が計1100万円寄付

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-157015.html 

 

    環境監視等委員会は、201312月に仲井真弘多前知事が辺野古埋め立てを承認した際の留意事項で設置を求め、防衛局が設置し、144月に発足した。設立目的は新基地建設に伴う環境保全措置や事後調査の合理性・客観性を確保すること。海洋生物やサンゴ礁などの専門家で構成する。会議は非公開で、詳細な議事録も公表していない。153月には副委員長を務める東清二・琉球大学名誉教授が、防衛局の作業内容や委員会のあり方を疑問視し「環境保全ができない」と防衛局に委員辞任を申し出るなど、混乱もあった。今回、環境への影響などをチェックする委員会の委員が、埋め立て関連事業を受注した企業から寄付金を受けていたことが明らかになり、委員会の客観性に疑義が生じる。

 

   受注業者「いであ」が環境委運営 辺野古埋め立て 工事と保全監視担う(10/21

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-157693.html 

 

    寄付だけでなく、環境監視等委員会の運営を受注企業の「いであ」が担っていた。

 

 

 

10/21 県が国へ意見書と弁明書送付  取り消しは正当

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-158076.html 

 

   知事「取り消しは正当」

 

    http://ryukyushimpo.jp/movie/entry-158340.html (知事会見録画あり)

 

    不服審査に対する弁明書は提出期限が1116日だったが、県は意見書と併せて前倒しで送付した。弁明書を期限前の早い段階で送付した理由について、翁長知事は国交相に対して早期の裁決を促すためだと説明した。

 

    県がことし3月に岩礁破砕許可違反を理由に辺野古の海上作業を停止するよう防衛局に指示した際、農相が即座に執行停止で作業停止の効力を止めた。一方、指示の妥当性をめぐる農相の裁決は今も出されていないまま、防衛局が海底ボーリング調査などの作業を進められる状態が今日も続いている。早期の採決を促すため、弁明書も合わせて期限前に送付した。

 

 

 

<知事コメント>

 

 辺野古新基地建設にかかる公有水面埋め立て承認取り消しについて、

 

沖縄防衛局長が行った審査請求における執行停止申し立てに対する意見

 

書および審査請求自体に対する弁明書を本日、審査庁である国交相宛に

 

発送した。

 

 国交相から意見書については22日、弁明書については1116日ま

 

でに提出するよう求められたが、本日、意見書および弁明書について、

 

その証拠書類を含め全て整えることができたので、併せて提出すること

 

にした。

 

 県としては、沖縄防衛局長が自らを一般国民と同じ立場にあると主張

 

していることと、「辺野古が唯一」という政府の方針が明確にされている

 

中で、同じ内閣の一員である国交相に対して審査請求を行ったことは不

 

当であると考えているので、その旨を申し述べている。

 

 これに加えて、取り消し通知書で示した取り消しの理由について、本県における基地形成の歴史や過

 

重な基地負担の現状なども踏まえ、今回の埋め立て承認取り消しが法的に正当であることについて詳細

 

に主張をしている。

 

 国交相におかれては、執行停止申し立ての審査に際しては、県の意見書を精査するとともに、慎重かつ

 

公平にご判断いただきたいと思っている。また、弁明書についても同様に、県の主張をご理解の上、審査

 

請求そのものを却下していただきたいと思っている。

 

 今後も辺野古に新基地は造らせないという公約の実現に向け、全力で取り組む考えだ。

 

 

 

10/21 那覇で「国際反戦デー」集会・デモ  500人「新基地阻止」訴え

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-158169.html 

 

 

 

10/21Stop! 辺野古新基地建設! 大阪アクション」 知事の「取り消し」支持

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-157697.html 

 

 

 

<社説>県民大会から20年 尊厳守れぬ現実の直視を 20151021

 

    http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-157692.html 

 

 

 

10/22 辺野古環境委7人、国のアセス研究会に所属 評価書補正に提言

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-158341.html 

 

    環境監視等委員会の委員13人のうち7人が、防衛省の2012年の環境影響評価(アセスメント)の評価書補正(補正書)に関する有識者研究会の委員も務めていた。自らが提言したジュゴンの保全措置などを環境監視委で「指導・助言」する立場にあった。

 

 

 

10/22 米州空軍F16暫定配備、嘉手納基地へ5機飛来  

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-158591.html 

 

 

 

10/22 西原の壕で発見の印鑑、佐賀に遺族  来月、弟の元へ

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-158483.html 

 

 

 

10/23 米海兵隊FA18戦闘攻撃機、英で墜落 1人死亡  嘉手納飛来と同型

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-159022.html 

 

    墜落したFA18戦闘機は米海兵隊岩国基地所属と同型機で、訓練のため米空軍嘉手納基地に頻繁に飛来している。

 

    墜落機は中東のバーレーンから米カリフォルニア州ミラマー基地に向かっていた6機のうちの1機だった。墜落原因は不明。

 

 

 

10/23 国連特別報告者ブキッキオさん、県内で児童買春現状を調査

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-159120.html 

 

   県内の調査でコメント 「被害者支援が必要」 (10/24

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-159776.html 

 

 

 

10/24 防衛局、「環境監視等委員会」の運営業務と「ジュゴン監視等業務」を同会社「いであ」に発注

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-159765.html 

 

    市民が情報公開請求した資料で判明。

 

   チョイさんブログは詳しく解説

 

    http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/5d45ea58f5f53e152918d01d29ba3862 

 

 

 

10/24 知事承認取り消し「執行停止」なら事前協議必要

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-159748.html 

 

    県は、国交相が執行停止を決めた場合、埋め立て本体工事着手に向けた実施設計と環境対策に関する事前協議を再開する方針を決めた。執行停止で前知事による埋め立て承認の効力が復活すれば、防衛局は早期に本体工事に着手する方針を固めており、県は防衛局が事前協議を一方的に打ち切って工事に入ることを防ぐ目的がある。

 

 

 

10/24 宜野湾市長選 志村恵一郎氏が出馬表明 「新基地許さない」

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-159745.html 

 

    宜野湾市長選は来年124日投開票。すでに、佐喜真淳現市長が出馬を表明している。

 

 

 

10/24 「国の審査請求不適法」行政法研究者93人、辺野古で声明

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-159642.html 

 

 

 

<行政不服審査乱用反対声明――行政法研究者有志一同>

 

 周知のように、翁長雄志沖縄県知事は去る1013日に、仲井真弘多前知事が行った辺野古沿岸部への米軍新基地建設のための公有水面埋立承認を取り消した。これに対し、沖縄防衛局は、1014日に、一般私人と同様の立場において行政不服審査法に基づき国土交通大臣に対し審査請求をするとともに、執行停止措置の申し立てをした。この申し立てについて、国土交通大臣が近日中に埋め立て承認取り消し処分の執行停止を命じることが確実視されている。

 

 しかし、この審査請求は、沖縄防衛局が基地の建設という目的のために申請した埋め立て承認を取り消したことについて行われたものである。行政処分につき固有の資格において相手方となった場合には、行政主体・行政機関が当該行政処分の審査請求をすることを現行の行政不服審査法は予定しておらず(参照、行審11項*)、かつ、来年に施行される新法は当該処分を明示的に適用除外としている(新行審72項)。したがって、この審査請求は不適法であり、執行停止の申し立てもまた不適法なものである。

 

 また、沖縄防衛局は、すでに説明したように「一般私人と同様の立場」で審査請求人・執行停止申立人になり、他方では、国土交通大臣が審査庁として執行停止も行おうとしている。これは、一方で国の行政機関である沖縄防衛局が「私人」になりすまし、他方で同じく国の行政機関である国土交通大臣が、この「私人」としての沖縄防衛局の審査請求を受け、恣意的に執行停止・採決を行おうというものである。

 

 このような政府がとっている手法は、国民の権利救済制度である行政不服審査制度を濫用するものであって、実に不公正であり、法治国家に悖るものといわざるを得ない。法治国家の理念を実現するために日々教育・研究に従事している私たち行政法研究者にとって、このような事態は極めて憂慮の念に堪えないものである。国土交通大臣においては、今回の沖縄防衛局による執行停止の申し立てを直ちに却下するとともに、審査請求も却下することを求める。

 

 *行政審査法

 

  (この法律の趣旨)

 

第一条  この法律は、行政庁の違法又は不当な処分その他公権力の行使に当たる行為に関し、国民に対して広く行政庁に対する不服申立てのみちを開くことによつて、簡易迅速な手続による国民の権利利益の救済を図るとともに、行政の適正な運営を確保することを目的とする。

 

 

 

10/24 石垣で琉球民族独立総合研究学会のシンポジウム 島の未来、自らの手で

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-160114.html 

 

    八重山、グアムの関係者らが基地問題や平和議論

 

 

 

10/25 宜野湾市と沖縄市、自衛隊へ適齢者名簿提供

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-160103.html 

 

    自衛隊沖縄地方協力本部(那覇市、地本)の依頼に応じ、ことしから沖縄と宜野湾の2市が住民基本台帳から自衛官適齢者の個人情報を取りまとめ、名簿として提供していた。

 

両市は従来の閲覧許可と同様、個人情報の本人同意は得ていない。個人情報保護法では第三者に個人情報を提供する際は事前に本人同意を得る必要があると定めている。だが、自衛隊法施行令第120条は「防衛大臣は自衛官の募集に関し必要があると認めるときは、都道府県知事または市町村長に対し必要な報告または資料の提出を求めることができる」としている。ほかの自治体は、個人情報提供に本人同意を得ることを定めた個人情報保護条例などを理由に応じていない。県内各市町村では10年以上にわたり、役場庁舎内でのみ住基台帳の閲覧を許可し、地本職員が適齢者の情報を転記している。

 

<識者コメント――右崎正博・獨協大法科大学院教授>

 

 …名簿の提供依頼も自衛隊法と自衛隊法施行令に基づくとされる。同法で認められているのは市町村が募集ポスターを貼る程度のことだ。だが施行令は国会で審議された法律でもないのに、募集に関して資料を求めることができるとしている。法の委任をはみ出すようなことが政令でまかり通っている。自衛隊法で定められている以上のことを同法施行令が事実上広げて定めている。特定秘密保護法や安保法の成立で、憲法の意味が台無しになっているが、それと同じ問題が自衛隊法と同法施行令の間にはある。法律の構造に問題がある。

 

 

 

10/25 糸満市阿波根で、あす不発弾処理

 

    922日に見つかった米国製5㌅艦砲弾1発。避難半径は156㍍、193世帯(662人)と6事業所が避難対象。

 

 

 

10/26 北谷町議会、米兵の飲酒による事件・事故に抗議決議

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-160733.html 

 

 

 

10/26 県環境影響評価審査会、東村高江の着陸帯(ヘリパッド)影響審議

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-160716.html 

 

   ヘリパッドの芝や周辺植物の枝枯れる オスプレイ排気熱の影響か 県環境審で懸念噴出

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-161117.html 

 

    米軍に先行提供されているN4ヘリパッド2カ所の芝が茶褐色に枯れている。周辺の木の枝も枯れているのも確認された。オスプレイの排気熱の影響とみられる。さらに県内では自生しないクズも見つかった。ヘリパッドに植えられた県外からの芝に混入した可能性がある。

 

    高江住民代表の意見陳述もあり、今後予定されるN1地区でのヘリパッド造成工事について、意見が述べられた。

 

   高江、環境影響評価審査会の傍聴を!(26日・午前9時 宜野湾)---工事の中止を求める意見書を提出

 

    http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/5ed7368bfcf653c57cfdfec04e504ff3 

 

 

 

10/26 F16訓練開始 嘉手納 新たに4機飛来

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-161243.html 

 

    米オクラホマ州空軍など所属のF16戦闘機が26日午前9時半ごろ、訓練飛行を開始した。

 

同日3時半ごろには新たに4機が飛来。嘉手納への暫定配備F16の機体数は12機となり、これで外来機が18機となった。

 

 

 

10/26 嘉手納町議会、米州空軍F16戦闘機暫定配備に抗議決議 全会一致で可決

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-160638.html 

 

 

 

10/26 久辺3区に直接振興費 政府、辺野古推進で来月にも

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-161113.html 

 

    名護市辺野古周辺の辺野古、豊原、久志の3区(久辺3区)と政府の懇談会が266日夕、首相官邸で開かれた。政府側は久辺3区区長らに対して、本年度の予算から直接振興費を交付する方針を伝えた。会談後に記者団の取材に応じた井上一徳沖縄防衛局長は額や法的枠組みは「検討中だ」として明らかにしなかった。

 

 

 

10/26 「知事の承認取り消し支持」声明  宮本憲一氏や大江健三郎氏ら24

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-161116.html 

 

    「沖縄県民は圧倒的多数で辺野古新基地建設に反対の意思を表明してきた。前知事の承認だけを根拠に埋め立てを強行するならば、この国は『民主主義国家』の看板を下ろし、正義の行われない国だと全世界に発信したのと同じだ」

 

 

 

10/27 【電子号外】国、辺野古埋め立て代執行へ 閣議決定  国交相、取消処分は「違法」

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-161300.html 

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-161748.html (10/28

 

    政府は27日の閣議で、米軍普天間飛行場の辺野古移設に関する県の埋め立て承認取り消し処分は「違法だ」として、地方自治法に基づく代執行の手続きに入ることを全会一致で了承した。国が地方公共団体の法定受託事務に対して代執行の手続きを取るのは初めてとなる。

 

    石井啓一国交相は同日午前の閣議後会見で「翁長知事の違法な埋め立て承認の取り消し処分は著しく公益を害する」として、県に対し28日に是正勧告文書を郵送する考えを示した。

 

 

 

10/27 知事「不当、容認できず」 政府の対応を強く批判

 

    http://ryukyushimpo.jp/movie/entry-161751.html (会見録画あり)

 

    県外出張から帰った知事は那覇空港で臨時記者会見した。

 

    知事は冒頭発言を述べたあと、「閣議口頭了解」を文節ごとに一つずつ批判した。

 

会見の中で県の弁護士は、国土交通大臣が審査請求の採決をすることなく、代執行の手続きに入ると表明したことについて、「採決をする意思がないと明確に表示しながら、執行停止決定をしている。起訴する気もないのに逮捕する別件逮捕と同じ構造だ」と批判した。

 

 

 

<辺野古代執行の閣議決定を受けて 知事会見コメント>

 

 辺野古新基地建設に係る公有水面埋め立て承認取り消しについて沖縄防衛局長が行った審査請求に

 

おける執行停止申し立てついて、本日、国土交通大臣が執行停止を決定した。

 

 また、埋め立て承認取り消しについて、菅官房長官から地方自治法に基づく代執行等の手続きを行う

 

との発表があった。

 

 まず、執行停止については、去る1021日、900㌻を超える意見書とこれに関する証拠書類を提出

 

した。その際、国土交通大臣に対しては「県の意見書を精査し、慎重かつ公平にご判断いただきたい」旨

 

申し上げた。

 

 「辺野古が唯一」という政府の方針が明確にされてはいるが、国土交通大臣におかれては、審査庁とし

 

て公平・中立に審査されると期待していた。しかし、それが実質23日のわずかな期間で、しかも、沖

 

縄防衛局長が一私人の立場にあるということを認めた上で執行停止の決定がなされたことに、強い憤り

 

を覚えている。やはり内閣の一員として結論ありきの判断をされたと言わざるを得ない。

 

 次に、代執行の手続きについては、今後、国土交通省から是正の勧告がなされるが、県としては、承認

 

取り消しは適法と考えている。最終的には司法の判断に委ねられるべきだと考えているが、国も司法判

 

断を問う姿勢であれば、第三者である裁判所の判決がなされるまでの間は、辺野古での作業は開始すべ

 

きでないと考えている。

 

 なお、今回の一連の判断で国は普天間飛行場の危険性除去を理由に挙げているが、同飛行場周辺住民

 

の生命・財産を守ることを最優先にするならば、政府が取り組むことを約束した同飛行場の5年以内運

 

用停止を早急に達成すべきだ。

 

 従って政府の決定は、私からすると恒久的な基地を何が何でも沖縄に押し付けるのだという政府の

 

最後通牒とすらいえるものだ。不当であるのはもちろんのこと、多くの沖縄県民の思いを踏みにじるも

 

ので、断じて容認できない。

 

 米軍基地問題は、我が国の外交や安全保障に関わる全国的な課題であり、日本全体で負担を分かち合

 

う必要がある。私は、沖縄県民の生活と安全を預かり、これから生まれてくる子や孫の将来に責任を負

 

う知事として「米軍基地は沖縄に置き続ければいい」という抜きがたい固定観念は打破すべきものと思

 

っており、この信念にまったく揺らぎはない。

 

 今後も、辺野古に新基地は造らせないという公約の実現に向け、全力で取り組む考えだ。

 

 

 

10/27 「地方自治無視」「出来レース」 稲嶺市長、政府を批判

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-161439.html 

 

 

 

10/27 県弁護士会、知事の埋め立て承認取り消しの尊重を求める総会決議を採択

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-161860.html 

 

    臨時総会を開催して決議した。政府が行政不服審査法を用いたことには「地方公共団体の判断を無視するものであり、地方自治が危機にひんしていると言わざるを得ない」と指摘した。

 

 

 

10/27 政府、普天間所属オスプレイの佐賀空港への移転見送る

 

    http://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-161629.html 

 

   中谷防衛相、山口知事と会談  普天間所属オスプレイの佐賀移転を撤回(10/29

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-162620.html 

 

 

 

10/27 県内の医師・歯科医師147人、知事支援声明

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-161444.html 

 

    「命を守る立場にいる私たちは医師として、命を奪う戦争につながる新基地の建設を傍観しているわけにはいかない」

 

 

 

<社説>取り消し効力停止 許せぬ民意への弾圧 新基地作業は認められない 1028

 

    http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-161734.html 

 

 

 

10/28 防衛局が県に着手届提出 辺野古あすにも工事再開

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-161957.html 

 

    着手届けによると、29日に本体工事着手予定  海底ボーリング調査も再開

 

 

 

10/28 辺野古で怒りの拳「政府を止めよう」

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-161917.html 

 

 

 

10/28 辺野古新基地建設に反対する沖縄本島一周帆かけサバニの旅ゴール

 

    帆かけサバニで、辺野古新基地建設に反対する各地の島ぐるみ会議を訪れる本島一周の旅が28日朝ゴールした。11日に名護市瀬嵩の浜を出発し、東村川田漁港、国頭村安田と北向きに進んだ後、同村宜名真から西側を航行し、15日には糸満市南浜漁港に到着。天候の関係で11日間中断し、27日に再開。糸満から東回りで辺野古に戻ってきた。滞在先で、各地の島ぐるみ会議や地元の人たちが帆に新基地建設反対のメッセージを書き込んだ。

 

 

 

10/29 辺野古本体工事けさ着手

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-162350.html 

 

    辺野古本体工事着工  国、民意無視し強行 シュワブ内で作業ヤードの整備

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-162963.html 

 

    知事「寄り添う意思感じず」 政府の言行不一致を指摘

 

    http://ryukyushimpo.jp/movie/entry-162970.html (知事会見録画あり)

 

    知事は会見のなかで記者の質問にたいし、「……学校でも、いじめの問題があるが、本来、国民に立派な模範を示すべき政府の中枢が、いまのような形で強権的に物事を進めるのであれば、日本の学校における、いじめはなくなるはずはないと思う。子どもたちはちゃんと見ていると思う。そういった社会の構造(いじめ)を政府が率先してやっているわけだから、許し難い……」とも述べた。

 

 

 

<辺野古本体着工 知事会見コメント>

 

 本日は、辺野古新基地建設に係る工事の着手、国土交通大臣からの是正の勧告および国地方係争処理

 

委員会への審査申し出に係る事前通知について私から報告申し上げる。

 

[工事の着手について]

 

 県が、去る1013日に行った公有水面埋め立て承認の取り消しについて、法律的に最終的な判断が

 

示されないまま工事が強行されたことに激しい憤りを禁じ得ない。

 

 県としては、執行停止により取り消しの効力が停止されたことから、事前協議をあらためて行う旨通

 

知した。しかしながら、沖縄防衛局は、昨日、工事に係る事前協議が終了した旨通知してきた。

 

 これは承認権者である県が付した留意事項を無視する暴挙であり、強く非難されるべきだ。

 

 政府は、キャンプ・シュワブに機動隊を配備し、辺野古新基地建設に反対する県民への強権的な態度を

 

あらわにしている。政府は「沖縄の人々の気持ちに寄り添う」と言っているが、本件をめぐる一連の行動

 

から、そのような意思は微塵も感じられない。

 

 米国のための基地建設を最優先にし、自国民の安心・安全を二の次にする政府の姿勢は、沖縄県民の怒

 

りを助長するだけであり、このまま工事を強行することは、今後の日米安全保障体制に大きな禍根を残

 

すと思う。

 

[是正の勧告について]

 

 次に、本日午前に地方自治体法第245条の81項に基づく是正の勧告に係る文書を受け取った。先

 

日の承認取り消しを取り消すようにとの内容だ。

 

 県としては、承認取り消しは適法と考えている。審査請求で承認取り消しの効力を止めておきながら、

 

今度は所管の大臣として承認取り消しを取り消せと勧告するというのは、自らの都合に応じて立場を使

 

い分けていると言わざるを得ない。これでわが国は、世界に向けて法治国家であると胸を張って言える

 

だろうか。いずれにしても、この勧告は甚だ不本意だ。

 

[国地方係争処理委員会への申し出に係る事前通知について]

 

 なお、県としては、今回の国土交通大臣の執行停止に不服があるので、来る112日に国地方係争処

 

理委員会に審査申し出を行う予定であり、本日、地方自治法の定めるところにより同大臣にその旨通知

 

している。

 

 私は、辺野古の新基地建設に反対する多くの県民の思いを代弁する知事として、あらゆる手法を駆

 

使して、辺野古に新基地は造らせないという公約の実現に向け、全力で取り組む考えだ。

 

 県民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いする。

 

 

 

10/29 市民、体張り工事車両の侵入に抵抗 「勝つまで諦めぬ」

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-162982.html 

 

海上に再び喧噪 カヌー隊、作業が進まぬよう必死に抵抗

 

    http://ryukyushimpo.jp/movie/entry-162971.html  

 

 

 

10/29 県マスコミ労協など3団体、自由人権協会、日本自然保護協会、信州沖縄塾などの各団体は、辺野古強行や本体工事着工に抗議する声明を発表した。

 

 

 

10/29 環境監視等委員会 「いであ」の運営業務請負を解除

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-162365.html 

 

 

 

10/29 嘉手納町議会、外来機飛来禁止求め防衛局に抗議

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-162659.html 

 

 

 

<社説>新基地本体着工へ 民主主義破壊する暴挙 国は再考し撤回すべきだ 1029

 

    http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-162351.html 

 

 

 

10/30 普天間配備オスプレイ、陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県)で整備

 

    http://ryukyushimpo.jp/kyodo/entry-163392.html 

 

 

 

10/30 シュワブゲート前 工事車両阻止の男性1人怪我

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-163143.html 

 

    ゲート前には早朝から市民約130人が工事車両の侵入を阻止しようと座り込んで抗議した。市民らが車両の前に立ちはだかるなど警官ともみ合いになり、一時混乱する場面もあった。重機や資材を乗せた工事関連の大型トレーラー5台が基地内に入った。

 

    辺野古着工一夜明け 強行「許さない」 市民ら、阻止へ全力

 

    http://ryukyushimpo.jp/movie/entry-163788.html 

 

 

 

<社説>新基地本体着工 民意無視の強権政治だ 自制なき政権に歯止めを 1030

 

    http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-162967.html 

 

 

 

10/30 知事就任後初 政府の沖縄振興審議会  子どもの貧困対策と離島振興

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-163869.html  

 

 

 

10/30 新交付金受納に賛否 久志区、2週間内に区民総会で可否決定

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-163857.html 

 

 

 

10/30 沖縄市と国で協議会 米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザ―)の倉庫群移設問題で 振興策議論

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-163693.html 

 

 

 

10/30 9月の有効求人倍率0.88% 三ヵ月ぶりに全国最下位を脱出

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-163144.html 

 

    9月の県内完全失業率は5.1%だった。

 

 

 

10/31 非正規雇用者30年で2.7倍  県内雇用 正規求人、依然低く

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-164213.html 

 

    県内の雇用者全体に占める非正規雇用者の割合が1982年の16%(52千人)から、30年後の2012年に約2.7倍の43%(238千人)となっていた。

 

 

 

10/31 「歴史認識と東アジアの平和」フォーラム 沖縄国際大で開催

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-163900.html 

 

    日中韓3国の学者らが集まり東アジア平和共同体実現の基礎を築くことを目的としたフォーラムが宜野湾市の沖縄国際大学で開会した。

 

 

 

10/31 県、埋め立て承認撤回を検討 

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-163668.html 

 

 

 

10/31 シュワブゲート前 市民2人けが

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-164206.html 

 

    午前7時から市民の排除を始めた警官と市民がもみ合いになり、男性1人(50)は頭から血を流すけがを負い、女性は腰を痛めた。工事関係車両5台がゲート内に入った。男性は左側頭部を約5センチにわたり切った。男性によると、ゲート前から排除しようとする警官に抵抗するため地面に腹ばいになっていた。「硬い何かが頭に勢いよく当たった。周りに機動隊しかいなかったから、彼らの装備品に違いない」と話した。けがをした女性から話を聞いた市民によると、警官とのもみ合いで女性は腰を痛め、歩けない状態になっていたという。

 

 

 

10/31 辺野古に警視庁機動隊導入 今週にも百数十人  警備強化

 

    http://ryukyushimpo.jp/news/entry-164131.html 

 

    市民ら過剰警備を警戒 「弾圧部隊だ」

 

    キャンプ・シュワブゲート前で座り込みを続ける市民からは「県外から来る警察は基地を押し付けられてきた沖縄の歴史も知らず、ただ命令に対する使命感で警備するため県警より暴力的な警備をしかねない」と危惧する。市民らを支援する弁護士は「沖縄を押しつぶすためだけに派遣される弾圧部隊だ。非暴力の主張を過剰な警察力で押しつぶすのは『表現の自由』の否定だ」と批判。その上で「今までは県民同士が争っていたが、これからは警視庁が出てくる。まるで松田道之処分官が警察と軍隊を引き連れて「琉球処分」に来た時と一緒だ。国と沖縄の対立が明確となり反発がもっと広がるだろう」と指摘した。

 

 

 

 

 

後 記

 

  翁長知事の埋め立て承認取り消しに対して、沖縄防衛局は「私人」を詐称して行政不服審査法を用い国土交通相に不服審査を申し立てた。国交相は、知事の取り消しの効力を執行停止し、工事が再開された。加えて国交相は審査請求の結論を出さないまま、知事の取り消しを撤回する「代執行」の手続きに入った。その後の経過は続くのだが、県外の市民には甚だわかりにくい状況になっている。

 

そんな中、1110日衆議院国会閉会中審査において沖縄選出赤嶺議員の質問にたいし首相は、「沖縄県知事の承認取り消しは違法であって…」と述べた。沖縄県が国地方係争処理委員会へ審査を申し出ており、結論が出ていないにもかかわらず、「違法」と決めつける首相発言に耳を疑った。「違法」か「適法」かを首相が決めることなのか。審査結果も出ていない事案に、国会の場で首相が言い放つ言葉ではない。「公共放送」のNHKは、ニュースの時間帯にその部分を切り取って放送した。全国の視聴者に、沖縄県知事は違法な主張をしていると誤ったメッセージを送るものだ。

 

 沖縄県知事が政府と国民に訴えているのは、日米安保の負担を日本全体で分担してほしいという至極まっとうな主張だ。一つの県に米軍専用施設の73.8%を押し付けていることが問題なのだ。その問題に向き合わないまま新基地建設の工事を強行することは、三度沖縄を切り捨てることでしかない。         20151111日  月桃子