桜井国俊さんメッセージ 

　沖縄では41市町村長ならびに議会議長があげてオスプレイ配備に反対しても政府はそれを無視するのに、佐賀空港での海兵隊オスプレイの訓練計画は地元の反対で中止となりました。二重基準そのものであり、沖縄はこれを沖縄に対する構造的差別と捉えています。ドイツのマルティン・ニーメラー牧師が『彼らが最初共産主義者を攻撃したとき』という詩で指摘しているように、沖縄に対する構造的差別を座視し、さらにはそれに加担することは、必ずやそのツケが日本国民一人ひとりに回ってきます。環境・平和・自治そして人権の問題が最も先鋭的に現れている沖縄の地から、富山の皆さんに問題提起を行います。

桜井国俊さんプロフィール 

1943年静岡県生まれ。東京大学大学院終了、工学博士。専門：環境学。 

WHOアメリカ地域事務所環境専門官、JICA国際協力専門員、東京大学客員教授などをへて2000年より沖縄大学教授。2004年4月から沖縄大学学長、2010年4月から沖縄大学図書館長。2014年4月から沖縄大学名誉教授。沖縄環境ネットワーク世話人。

アースデイとやま2016

環境市民フォーラム

５月１４日（土）サンシップ 

「環境市民フォーラム」では、足立原貫さんとアーサー・ビナードさんの基調講演があります。そのあと、４つの分科会がもたれ、桜井国俊さんは、汚染分科会の問題提起者のひとりとして来県されます。前日に時間を取っていただき、別枠で講演会を企画しました。 

15日（日）には県庁前広場でアースデイ・フェスティバルがあります。

沖縄の声に耳を傾けよう 

2015年12月2日代執行裁判に先立ち、翁長沖縄県知事は「･･･戦後70年を経たにもかかわらず、国土面積のわずか0.6％しかない沖縄県に、73.8％もの米軍専用施設を集中させ続け、今また22世紀まで利用可能な基地建設が強行されようとしています。日本に、本当に地方自治や民主主義は存在するのでしょうか。･･･国民のみなさま全てに問いかけたいと思います」と訴えました。 

　辺野古埋め立て承認を検証する「第三者委員会」の委員を務められた桜井国俊さんから、沖縄が訴えている基地問題と地方自治尊重を求める声を伺います。

「もし、私の家の横に米軍基地があったら・・・」  と想像してみませんか！

• ゆいま～る💛とやま沖縄つなぐ会

映画「圧殺の海」の上映に係ったメンバーが集まって、昨年6月に発足しました。沖縄情報の交流や、 

沖縄の歴史と文化を学び、沖縄から見える日本の姿を知ることによって、民主主義や地方自治を考え 

自分たちの生活に生かそうとする会です。趣旨に賛同される方はどなたでも、ご参加ください。

連絡先　yuimarutoyama@gmail.com