ゆいま~る♡とやま沖縄つなぐ会

拡大定例会のお知らせ

2019年11月9日(土)13:30~16:00 サンフォルテ305研修室(定員24名)にて、拡大定例会で2本のDVDを見ます。参加ご希望の方は、ご連絡ください。

 

①「ドローンの眼」沖縄ドローンプロジェクト

②「1フィート映像でつづる ドキュメンタリー沖縄戦」

 

①は沖縄ドローンプロジェクトが撮影した辺野古埋め立て工事の現状や宮古島での自衛隊配備地の映像です。

②は1フィート運動で米国から取得した沖縄戦のフィルムを、沖縄戦の研究者たちが住民の視点から解説を加え再構成したものです。沖縄戦を学ぶ上で最適な作品です。

 

①と②を同時に見ることで、2019年と1945年の沖縄を関連付けて学びたいと思います。

例会のお知らせ

次回定例会は2019年 11月17日(日)です。

沖縄からの情報をもとに  沖縄から見える日本の姿を 知り、武力によらない平和構築に努力しよう とする 会です。小さなグループですが、 趣旨に賛同され る方のご参加を お待ちしています。

年会費千円を出合っています。

 

【 会の趣旨 】

 

沖縄情報の交流。

沖縄の歴史と文化を学ぶ。

在日米軍基地や日本の防衛政策と沖縄の関連を学び、沖縄から見える日本の姿を知り、

民主主義や地方自治を考える。「命どぅ宝」の原則のもと、武力によらない平和構築に努力するetc.

 

【 会員 】

 

会の趣旨に賛同する個人。年会費1000円。

 

 【 例会 】

 

毎月1回、サンフォルテ2階団体会議室にて、例会を行う。

活動の報告、今後の取り組みの相談や、ミニ学習会など。

 

以下の企画は終了しました。

辺野古の海への土砂投入に強く抗議します。 あわせて、土砂投入を直ちに中止し、辺野古新基地建設の断念と普天間基地の1日も早い運用停止・返還を求めます。

 

 辺野古の海への土砂投入が続いている。辺野古崎のイノーには投入された土砂が堆積している。なんと愚かなことをするのか。軍事基地建設のために、沖縄では希少価値になってしまった手つかずの豊かな海を壊している。
 政府は沖縄知事選で示された39万6632票の主権者の声を無視した。辺野古の海だけではなく民意も圧殺しようとしている。これが民主主義を標榜する国の姿か。激しい憤りと共に強く抗議する。
 そもそも、政府の権力は主権者から委ねられたものだ。沖縄の主権者の民意を無視した強行など許されるはずがない。
  政府が決めたことが絶対で、地元の人々がいくら反対しても強行するのなら、もはや民主主義や地方自治という憲法の理念は崩壊している。沖縄だけの問題ではない。例えば、核廃棄物の最終処分場だと政府が決めた場合、地元が反対しても、それを無視して事業は進められることになる。そんな社会を認めるのか。沖縄県外に住む私たち一人ひとりが問われている。
 沖縄県は、大浦湾の軟弱地盤の地盤改良工事費を含めると、新基地建設工事に2兆5500億円かかると試算した。最短でも13年は必要だという。逼迫する国家財政の中で、2兆5500億円もの税金を海に埋めるのか。これから13年間も、米軍が普天間基地を使用し続けることを許すのか。辺野古新基地建設の強行は、「普天間飛行場の危険性除去の唯一の解決策」にすらならない。
 沖縄では、米軍による事件・事故が後を絶たない。米軍機の事故は、そのほとんどが基地の外で起きている。基地の機能を停止し、米軍撤退を実現することでしか、米軍基地からの危険性除去は実現しない。
 政府は、まずは、米海兵隊を沖縄から撤退させる方法を真剣に検討するべきだ。在沖海兵隊撤退を進めるために、海兵隊の「抑止力」という呪縛から自らを解き放つ時だ。軍事に頼む「抑止力」は、次の軍備増強しか生まない。
 沖縄には海兵隊基地のほかにも、東洋一の米空軍嘉手納基地と嘉手納弾薬庫がある。普天間が「世界一危険」ならば、嘉手納は「宇宙一危険な基地」だと言われている。嘉手納基地の運用停止・返還もまた、現実の課題として視野に入れなければならない。
 辺野古新基地から、強襲揚陸艦がオスプレイや兵員や弾薬を積んで直接出撃できるようになる。在沖米海兵隊主力のグアムへの移転計画がある中、いずれ、辺野古新基地は日米共同使用になるだろう。
 2015年の日米防衛協力の指針や強行された安保法制によって、日米の軍事一体化が進んでいる。
 奄美のミサイル基地、辺野古新基地とキャンプ・シュワブ、キャンプ・ハンセン、高江のオスプレイパッド、嘉手納基地・弾薬庫、伊江島のLHDデッキ、宮古島・石垣島・与那国島の陸自ミサイル基地、これらが日米共同の軍事基地として機能することになるだろう。それは、憲法が謳う「平和国家」とはほど遠い姿に見える。
 辺野古の海への土砂投入が行われても、沖縄の民意は決して圧殺されない。沖縄戦以来、日本政府に切り捨てられ、憲法の及ばない島で生きてきた。いのちと人権が守られる「基地のない平和な島」を目指す沖縄県民の歩みは、留まることは決してないだろう。

 私たち沖縄県外に住む者もまた、諦めることなく、武力に拠らない平和な社会に向かって歩み続ける覚悟を新たにしている。    

 

                                         2018年12月18日 

                               ゆいま~る💛とやま沖縄つなぐ会   

 メッセージ

 

翁長雄志沖縄県知事の突然の訃報に、言葉もありません。衷心よりご冥福をお祈りいたします。

 

先月27日、辺野古埋め立て承認を撤回する記者会見では、病身ながらも、その意志と気概は力強く感じられました。

 

4年前、仲井真弘多前知事の公有水面埋め立て承認に対し、沖縄県民は失望以上に激怒しました。その怒りが翁長知事を誕生させました。「辺野古に新基地は絶対造らせない」。「世界一危険だから沖縄が負担しろ、こんな理不尽なことはない」。翁長氏の言葉が県民の心に響き、鼓舞しました。「イデオロギーよりも沖縄のアイデンティティ」を重視し、県民の心を「オール沖縄」へとまとめ上げ、ウチナンチュの誇りと自己決定権への希望を灯しました。

 

その業績はあまりにも大きく、そして志半ばです。

 

本日8/9)、沖縄防衛局への聴聞が行われる予定です。沖縄の声に耳を傾けることなく、強権的に進められる辺野古新基地建設を、まずは止めることが先決です。その上で、翁長知事が主張した「日米安保の負担を全国民で分担」することを含め、アジアにおける平和構築に向けた新たな議論を今こそ始める時です。

 

翁長知事の遺志を受け継ぎ、沖縄県民の長期に及ぶ闘いが、これからも前進することを願います。私たちもまた、「基地のない平和な沖縄」を求める闘いと共にありたいと思います。

 

 

                                         201889

 

ゆいま~る💛とやま沖縄つなぐ会